段ノ塚古墳(舒明天皇陵)
奈良県桜井市忍坂にある宮内庁が第34代舒明天皇(じょめいてんのう)の押坂内陵(おさかのうちのみささぎ)に治定(じじょう)する古墳が、段ノ塚古墳(だんのづかこふん)。7世紀中頃(古墳時代終末期)、天皇陵として最初に築かれた…
奈良県桜井市忍坂にある宮内庁が第34代舒明天皇(じょめいてんのう)の押坂内陵(おさかのうちのみささぎ)に治定(じじょう)する古墳が、段ノ塚古墳(だんのづかこふん)。7世紀中頃(古墳時代終末期)、天皇陵として最初に築かれた…
奈良県桜井市粟原(おおばら)にあるムネサカ古墳群の1基で、奈良県の史跡に指定されるのが、ムネサカ古墳(1号墳)。尾根の先端部に築造された直径45m、高さ8mという大型の円墳で、墳丘は2段築成。埋葬施設は両袖式の横穴式石室…
奈良県桜井市三輪、山の辺の道(南ルート)沿いにある大神神社(おおみわじんじゃ)の摂社が、檜原神社(ひばらじんじゃ)。本殿を有しない大神神社同様に、本殿、拝殿がなく三ツ鳥居(三輪鳥居)を通して御神体の三輪山を遥拝する古代か…
奈良県桜井市と天理市を結ぶ全長13.4kmの山の辺の道(南コース)は、原始から自然発生的に踏み分けられたものと推測され「日本最古の道」といわれる古道。山の辺の道には、天理から奈良へと続く北コースもありますが、知名度が高く…
奈良県桜井市山田にある古代寺院の跡が、山田寺跡(やまだでらあと)。蘇我倉山田石川麻呂(そがのくらやまだのいしかわまろ=蘇我入鹿のいとこ)が、641年(舒明天皇13年)に建設を開始した寺で、昭和50年の発掘調査で、東回廊の…
奈良県桜井市、阿部丘陵にある方墳が、艸墓古墳(くさはかこふん)、カラト古墳とも呼ばれています。埋葬施設として横穴式石室(石室全長13.16m)があり、巨石を用いた大型石室で、古墳時代終末期の7世紀前半〜7世紀中葉の築造と…
奈良県桜井市にある墳丘長207mという巨大な前方後円墳が、桜井茶臼山古墳。桜井市外山にあるので、外山茶臼山古墳(とびちゃうすやまこふん)とも称されています。3世紀末、卑弥呼の墓とも推測される箸墓古墳(はしはかこふん)に後…
奈良県桜井市高田にある墳丘長244m(全国15位、奈良県7位)という巨大な前方後円墳が、メスリ山古墳。出土した初期の円筒埴輪などから、鳥見山古墳群の古墳で、同じ古墳群の桜井茶臼山古墳とともに、初期のヤマト王権の王墓だと推…
奈良県桜井市にある墳丘長80mのホタテ貝型前方後円墳が、ホケノ山古墳。纒向古墳群の1基でヤマト王権初期、古墳時代前期初頭の纒向型前方後円墳の典型で、国の史跡。卑弥呼の墓ともいわれる箸墓古墳(はしはかこふん)の東側の丘陵に…
奈良県桜井市にある墳丘長96mの前方後円墳が、纒向石塚古墳(まきむくいしづかこふん)。箸墓古墳(はしはかこふん)を盟主とする纒向古墳群の古墳の1基で、出土した土器などから古墳時代前期初頭(3世紀初頭〜中頃)の築造と推測さ…
毎年12月31日19:00~翌年1月1日5:00、奈良県桜井市の長谷寺で『本尊開帳法要・観音万燈会』が執り行なわれます。家内安全、開運隆昌などの願いを込めた燈明、万燈籠を観音様に供えます。12月31日16:00~本尊閉帳…
奈良県桜井市の多武峯(とうのみね)にある藤原鎌足(ふじわらのかまたり)を祀る神社が談山神社(たんざんじんじゃ)で、大宝元年(701年)創建という古社(創建当時は聖霊院という寺)。大和路随一の紅葉の名所としても知られますが…
奈良県桜井市にある三輪山(467.1m)は、『古事記』や『日本書紀』に、御諸山(みもろやま)、 美和山(みわやま)、三諸岳(みもろのおか)と記され、大物主神(おおものぬしのかみ)の鎮座する山として大神神社(おおみわじんじ…
古墳時代前期の大規模集落である奈良県桜井市の纒向遺跡(まきむくいせき)。南東端に位置するホケノ山古墳は3世紀前半頃に造られた日本でも最も古い部類に属する前方後円墳。一帯には古墳時代初頭から前期に造られた古墳が数多く残され…
奈良県桜井市にある華厳宗の寺、安倍文殊院(あべもんじゅいん)。京都府宮津市の切戸文殊(智恩寺)、山形県高畠町の亀岡文殊(大聖寺)に並び「日本三文殊」のひとつ。大化改新の時に左大臣として登用された安倍倉梯麻呂(あべのくらは…
奈良県桜井市初瀬に建つ真言宗豊山派総本山の古刹が長谷寺(はせでら)。正式には豊山神楽院長谷寺といい、朱鳥元年(686年)、僧・道明が天武天皇のために銅板法華説相図(千仏多宝仏塔=国宝)を安置したことが始まり。舞台造り(懸…
奈良県桜井市にある古墳時代前期の大規模集落である纒向遺跡(まきむくいせき)の南端にある古墳が箸墓古墳(はしはかこふん)。墳丘長280m、3世紀後半に築造されたと推測される日本最古の大型前方後円墳です。卑弥呼(ひみこ)の墓…
三輪山(467.1m)を御神体として、大物主大神(おおものぬしのおおかみ)を祀る古社、大神神社(おおみわじんじゃ)。『古事記』、『日本書紀』にもその由緒が記されていますが、三輪明神とも呼ばれる神社に本殿がないのは、後方に…