兼六園・ラジオ塔
石川県金沢市、国の特別名勝に指定される、加賀百万石の大名庭園、兼六園。兼六園内で、一見すると灯籠と間違えてしまいそうなのが、昭和8年5月15日建立のラジオ塔。正式名称は「公衆用聴取施設」で、NHKが昭和7年〜昭和9年、全…
石川県金沢市、国の特別名勝に指定される、加賀百万石の大名庭園、兼六園。兼六園内で、一見すると灯籠と間違えてしまいそうなのが、昭和8年5月15日建立のラジオ塔。正式名称は「公衆用聴取施設」で、NHKが昭和7年〜昭和9年、全…
石川県金沢市、浅野川右岸の卯辰山(うたつやま)一帯に広がる、大正3年2月に開園した卯辰山公園。公園面積67haを誇る自然公園ですが、平成31年3月にオープンしたのが眺望の丘。その名の通り、金沢市街(東山・森山界隈)越しに…
石川県金沢市、浅野川右岸の卯辰山(うたつやま)一帯に広がる、緑にあふれた金沢市民の憩いの公園が卯辰山公園。花菖蒲園近く、平成31年3月30日に開設された眺望の丘は、金沢市街(東山・森山界隈)越しに金沢港から河北潟方向のワ…
石川県金沢市、金沢市街の東に位置する卯辰山(うたつやま)の中腹にあり、金沢の鬼門を封じるために開山された摩利支天を祀る寺が摩利支天山宝泉寺。建仁寺塔頭・禅居庵摩利支尊天堂、東京・上野アメ横の摩利支天徳大寺とともに日本三大…
石川県金沢市を流れる浅野川に架る橋長48m、幅13mのアーチ橋が天神橋。昭和28年7月1日の浅野川の洪水で流出し、昭和30年に橋脚のない構造が採用され、架橋された鉄骨造タイドアーチ式無橋脚橋(ローゼ橋)。卯辰山(うたつや…
古都・金沢の三大文豪(泉鏡花、徳田秋聲、室生犀星)のひとり、泉鏡花を偲ぶ浅野川の西岸沿いに設けられた散歩道が鏡花のみち。明治6年11月4日、金沢市下新町(現・尾張町)に生まれ、養成小学校(現・金沢市立馬場小学校)に通った…
石川県金沢市下新町、商家が並ぶ尾張町に鎮座する古社が久保市乙剣宮(くぼいちおとつるぎぐう)。江戸時代には卯辰山の真言宗金剛寺と神仏習合でしたが、明治初年の神仏分離で、卯辰山(うたつやま)から現在の地に遷座したもの。祭神は…
石川県金沢市の中心部、武蔵ヶ辻の交差点の一角を占める近江町市場は鮮魚や青果の店がずらりと並ぶ「金沢市民の台所」。狭い小路を挟んで170店舗の店が軒を連ねてる、活気溢れる商店街。品揃えも豊富で、甘エビ、ズワイガニなど新鮮な…
石川県金沢市にある東照大権現(徳川家康)、天照大神(あまてらすおおかみ)、加賀藩第2代藩主・前田利常(まえだ としつね)を祀る神社が金沢東照宮 尾﨑神社。3代藩主・前田光高(まえだみつたか)が寛永20年(1643年)に、…
石川県金沢市並木町、浅野川の河畔にある泉鏡花(いずみきょうか)の出世作『義血侠血』』(ぎけつきょうけつ)のヒロイン、瀧の白糸をかたどった像が瀧の白糸像。明治27年に発表された泉鏡花の『義血侠血』は、のちに『瀧の白糸』の名…
石川県金沢市、犀川大橋南、にし茶屋街に建つ西検番事務所(にしけんばんじむしょ)は、木造2階建ての建物で、「西の廓」(現・にし茶屋街)に属していた芸妓衆の稽古場や管理事務所として大正11年に建てられた芸妓見番。大正ロマン漂…
石川県金沢市、兼六園南側、金澤神社横に湧く泉が金城霊澤(きんじょうれいたく)。奈良時代、地元・山科の藤五郎(とうごろう)が掘り出した山芋を、この泉で洗ったところ、たくさんの砂金がとれたので、「金洗いの沢」、金沢という地名…
石川県金沢市、犀川の西、寺町寺院群にある真言宗の寺が伏見寺(ふしみじ)。寺伝によれば養老元年(717年)、芋堀藤五郎(いもほりとうごろう)が創建という古刹。金沢地名の由来となった金城霊澤の伝説ゆかりの芋堀藤五郎の墓がある…
石川県金沢市、寺町寺院群にある日蓮宗の寺、妙立寺。加賀藩3代藩主・前田利常(まえだとしつね)が、寛永20年(1643年)、金沢城内にあった祈願所を移し、建立した寺。別名、忍者寺と呼ばれ、金沢城の出城としての役目を担ってい…
天保元年(1830年)創業という石川県金沢市の老舗が、俵屋本店(あめの俵屋)。当時、母乳が出ないために子供を餓死させる母親たちが多く、それを見かねた初代・次右衛門が考案したのが、じろ飴。石川名産の加賀米と大豆から作られた…
石川県金沢市主計町(かずえまち)にある小さな石段坂が、暗がり坂。商人の町尾張町と、主計町茶屋街を結ぶ坂道で、主計町茶屋街は、明治維新後に置かれた遊郭があったため、当時は仕事帰りの商人達で賑わっていました。尾張町の商人達は…
石川県金沢市清川町・寺町にある坂道がW坂。犀川に架かる桜橋付近(清川町)から高台の寺町に上る急坂で、何度も鋭角に折れ曲がりその名のとおりまさしくWに見えるもの。藩政時代には、坂の上に石工の職人町があり、石伐坂(いしきりざ…
石川県金沢市湯涌町、養老2年(718年)開湯という歴史ある湯涌温泉の共同湯が湯涌温泉総湯白鷺の湯。近郷の農夫が温泉で癒すシラサギを見て発見したと伝えられることが名の由来です。現在の総湯は、平成11年にリニューアルされた近…