浄念寺
新潟県村上市、旧城下の寺町にある浄土宗の寺、浄念寺。現存する本堂は、江戸時代後期の文化15年(1818年)の築で、村上では珍らしい白壁土蔵造りで国の重要文化財。土蔵造りの本堂としては日本最大。芭蕉と曽良も『奥の細道』の途…
新潟県村上市、旧城下の寺町にある浄土宗の寺、浄念寺。現存する本堂は、江戸時代後期の文化15年(1818年)の築で、村上では珍らしい白壁土蔵造りで国の重要文化財。土蔵造りの本堂としては日本最大。芭蕉と曽良も『奥の細道』の途…
愛知県半田市にあり中埜半六(なかのはんろく)の別邸として建築された明治時代末期の洋風建築が旧中埜家住宅。明治44年築で国の重要文化財。建物は中埜家10代の中埜半六がイギリスで見た欧米住宅の美しさに惹かれ別邸として建築した…
山口県山口市滝町にあるミュージアムが山口県政資料館。大正2年に旧山口城(山口政事堂)の堀の内側に起工、大正5年に完成したかつての山口県庁舎と山口県会議事堂を再生したもの。西洋の近代的な建築様式と伝統的な和様式が融合した、…
鳥取県八頭郡智頭町の智頭宿にある国の重要文化財に指定される近代和風建築が石谷家住宅(いしたにけじゅうたく)。石谷家は屋号を塩屋といい、元禄時代の初めに鳥取城下から現・智頭町に移り住み、明和9年(1772年)には2代目・伝…
香川県善通寺市にあるかつての陸軍将校の社交場として建設された建物が旧善通寺偕行社。明治29年、当時の善通寺町に陸軍第11師団が開設され、明治36年5月10日に竣工した社交クラブの建物が現存する旧善通寺偕行社で、国の重要文…
茨城県古河市にある古河公方公園(古河総合公園)内の民家園に移築されているのが旧飛田家住宅。もともとは茨城県久慈郡金砂郷村(現・常陸太田市)にあった飛田徳有氏の家で、昭和50年に古河市に移築されています。18世紀前半の建築…
熊本県玉名市、明治時代に建造された干拓関連施設で国の重要文化財に指定されるのが明丑開潮受堤防(めいちゅうびらきしおうけていぼう)。明治26年に築かれた高さ5m~6m、全長1.4kmにも及ぶ石造堤防で、万里の長城のミニチュ…
熊本県玉名市、「海の万里の長城」と形容された石垣と樋門がある旧玉名干拓地。明治時代に建造された干拓関連施設群は、国の重要文化財に指定。末広開(すえひろびらき)と明丑開(めいちゅうびらき)の接続部分には樋門(ひもん)が設置…
福井県小浜市にある高野山真言宗の寺、妙楽寺。寺伝によれば、養老3年(719年)、行基が本尊を刻んで岩屋山に安置し、延暦16年(797年)、空海が諸国行脚の途中、霊地を占い本尊を拝して堂宇を建立したと伝えられる古刹です。鎌…
長野県大町市美麻(みあさ)の「道の駅ぽかぽかランド美麻」近くにある古民家。江戸時代初期の元禄11年(1698年)に建築されたことが中村家の年代記によって確認されており、建築年代のわかる民家としては長野県で最古。国の重要文…
富山県南砺市、越中五箇山(えっちゅうごかやま)の南端、岐阜県に近い道の駅上平ささら館近くにあり、五箇山で最も大きな合掌造り家屋(国の重要文化財)が岩瀬家。加賀藩塩硝上煮役(えんしょううわにやく)の藤井長右エ門の住宅だった…
富山県南砺市、国の重要文化財に指定された村上家は、越中五箇山(えっちゅうごかやま)の代表的な合掌造りの家で、天正年間(1573~1591年)に建てられたもの。切妻造り茅葺き、一重4階建てで、合掌の部分には、かすがいなどの…
大正7年、旧呉鎮守府水道の貯水池として、築造された水道用のダムが本庄水源地堰堤(本庄ダム)。堤高25m、堤頂長97mで、完成当時には東洋一の規模を誇っていました。稼働している水道施設としては全国初の国の重要文化財。通常時…
埼玉県比企郡川島町にある日興証券(現・SMBC日興証券)創業者で初代会長・遠山元一(とおやま げんいち)の邸宅に収集した美術品を展示するミュージアムが遠山記念館。遠山邸の建物(旧遠山家住宅)は国の重要文化財。別に重要文化…
日光東照宮の陽明門前にあるのが釣灯籠。オランダ王国が、オランダ商館を通じて3代将軍・徳川家光に献上した3基の灯籠のうちの1基で、附(つけたり)・銅燈籠として国の重要文化財に指定されています。寛永13年(1636年)、3基…
栃木県宇都宮市の市街地にある歴史的建造物。江戸時代末期から醤油醸造業を営み、明治時代には肥料業で財を成した豪商の篠原家。奥州街道の宇都宮城入口にあたる現在の場所で、商売を行なっていました。戦災で、残念ながら醤油蔵などは、…
愛媛県内子町にある内子座は、大正5年に建てられた劇場。道後温泉本館と並び、愛媛を代表する建物で国の重要文化財に指定。内子の明治・大正時代はハゼノキから製造する木蝋(もくろう)生産や製紙業、生糸の集積地として繁栄した時代で…
熊本県山鹿市にある明治43年に建てられた芝居小屋で、国の重要文化財に指定されているのが八千代座。枡席、回り舞台など江戸時代の歌舞伎小屋の様式を伝える貴重なもの。公演中は見学できませんが、併設の資料館夢小蔵(ゆめこぐら)に…