平川濠

江戸城・平川門に架かる平川橋を境に西側の内濠(うちぼり)が平川濠(平川堀)、東側は大手濠と呼ばれ、水は平川濠から大手濠に向けて流れています。平川濠は北桔橋門から平川門まで江戸城本丸の北側、三の丸の西側を防備する濠です。平川濠の北側が江戸城・北の丸です。

本丸北側を防備し、北の丸とを隔てる濠

北の丸には往時には徳川御三卿の清水家、田安家の屋敷がありましたが、現在は平川濠の北側には国立公文書館、東京国立近代美術館が建っています。

江戸時代には二の丸を守る天神濠が平川濠に連結していましたが、現在は土橋で区切られています。

皇居東御苑園内図に見る 平川濠

江戸城城内図に見る 平川濠

平川濠
名称 平川濠/ひらかわぼり
所在地 東京都千代田区千代田1-1
関連HP 宮内庁公式ホームページ
電車・バスで 東京メトロ竹橋駅から徒歩6分
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

平川門

太田道灌が江戸城を築いた15世紀には、江戸湾に面した現在の平川門周辺には、上平川村、下平川村という村があったのが平川門の名の由来です。太田道灌の時代から門が築かれていたと推測され、3代将軍・徳川家光の治世である1635年(寛永12)年、高麗

三日月濠(乾濠)

江戸城の本丸を守る内濠(内堀)のひとつが三日月濠。明治21年、江戸城西の丸・吹上に明治宮殿で建設され、乾門(いぬいもん)が新造されたことで、乾濠と呼ばれるようにもなりました。三日月濠という名は、その名の通り、三日月のかたちだから。乾濠は、江

大手濠

東京都千代田区千代田、平川門と大手門の間にある江戸城の内濠(内堀)が大手濠(大手堀)。大手とは追手、つまりは玄関(正門)という意味なので、この大手濠のある側が江戸城の正面ということになります。南には桔梗濠、西には平川濠が続いています。濠の外

 

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