富山で土産を買うならスーパーへ!

普段の買い物は、地元のスーパーという人でも、旅先だと空港や土産店でという人が結構います。
しかし、声を大にして「もったいない!」といいたい。というのも、旅先だってスーパーに行けば、地元消費者の厳しい目線で吟味された品が手に入るはず。いや、一歩進んで、「旅先だからこそ、スーパーに行こう!」なのです。

大阪屋ショップに潜入!

というわけで、富山県を代表する地元スーパーの「大阪屋ショップ」へ。
大阪屋ショップは、昭和42年に個人創業でスーパーマーケット「新庄店」(富山市向新庄町/現在は閉店)オープンしたことに始まる富山県を中心にしたローカルスーパーチェーン。富山地方鉄道富山港線の粟島駅は、命名権を買って「大阪屋ショップ前駅」と称しています。

今回は、なかでも「魚にうるさい」(目利きの人が多い)と地元でも評判の氷見市へ。「大阪屋ショップ氷見店」に潜入です。

真っ先に目ざしたのは、当然、鮮魚コーナー
「親戚に送る魚はここ(大阪屋ショップ)で買うよ。鮮度もいいし、なんってったって安いから」
と、カートに商品を山積みのおばちゃんも胸を張る。

本日の特売、氷見産ふくらぎ
本日の特売、氷見産ふくらぎ

たとえば、上の写真。本日の特売「朝獲れの氷見産ふくらぎ」。
1本なんと580円(税別)。
富山を代表する魚としてブリが超有名ですが、ブリの子が「ふくらぎ」。体長32~40cm(0.5~1kg)までのブリの子どもの呼名です。
というわけで、580円といえど大きさは30cmオーバー! と、かなりの大きさ。
(ちなみにブリは、「コズクラ」→「ふくらぎ」→「ハマチ」→「ブリ」と成長にしたがって呼名が変化する出世魚です)。

干物を買うのもやっぱりスーパー
干物を買うのもやっぱりスーパー

続いて干物コーナーに。最近では道の駅なんかにも結構いいものが揃っていますが、それでも値段ではスーパーが圧倒!
上の写真の干物、氷見産の真アジの丸干。4匹入って93円(税別)。賞味期限に近いということもあって、さらに2割引。
ということは、1匹税込みで20円!
伊豆あたりのアジだと北洋産の冷凍アジを干物にするケースも多いから、これはお値打ち価格です。

充実の昆布コーナー発見

干物を後に、昆布コーナーへ。
富山県は蝦夷地(北海道)と琉球(沖縄)・関西を結ぶ北前船の交易ルート途中にあったことから、
昆布の消費量は、日本一。

驚くなかれ、昆布の棚はズラリと2つ。あっちとこっち。
しかも羅臼、利尻、日高など産地や種別だけでなく、
用途別にも種類がドカーン。
おしゃぶりこんぶ、おやつ昆布「チャーミン」、ごはん昆布、昆布ふりかけ、酢昆布、とろろ昆布、おぼろ昆布などなど。
あまりに数が多くて、頭がクラクラするほどだ。

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ちょっと、頭がクラクラしたところで、
富山取材の回数の多い、板倉あつしのアドバイス。
「大門素麺、あなん谷(あなんたん)醤油や味噌なんかの定番も押さえておきたいね」。

大門素麺は、細く長い麺がくるくる巻かれた、丸まげ状の手延べ素麺。あなん谷醤油は、名水「穴の谷霊水」を使用して醸造した醤油。
「大門素麺には製造者の名前が入っています。だから地元の人は、名前で選ぶ人もいるくらい」
だれが、どうなのか、イマイチ分からない取材班が選んだのは、中嶋正男さん。なんたって、正しい男ですもん。

大門素麺
取材班は中嶋正男さんを選択
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ドライブ途中に、ちょっと小腹が空いたときにも、スーパーに立ち寄れば、富山ならとろろ昆布巻の絶品おにぎりが並んでいます。

食後には、地元じゃ有名な「カウヒー牛乳」ですね。

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掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

富山で土産を買うなら直売所へ!

2015年3月3日

 

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