鳥取県八頭郡八頭町を流れる八東川(はっとうがわ)に架かる若桜鉄道若桜線(わかさてつどうわかさせん)の橋梁が第一八東川橋梁。因幡船岡駅(国の登録有形文化財)の550m西北に位置し、橋長139mは、若桜鉄道における最長の橋梁。鉄道省若桜線の橋梁として昭和4年に架橋されたもので、国の登録有形文化財に指定。
昭和4年に架橋のプレートガーダー橋
上路式の鋼製8連桁橋で、花崗岩の布積みによる円形石積み橋脚上に、13mの桁3基と19mの桁5基を配し、全体を緩やかにカーブさせています。
その湾曲から、列車が徐行するため、車窓からの眺めもいいし、撮影スポットにも絶好ということに。
そのスタイルは、大正8年の通達に基づく標準設計である「達540号型」のプレートガーダー橋で、昭和初期の鉄橋を今に伝えています。
若桜鉄道では第一八東川橋梁のほか、若桜駅、隼駅、安部駅、八東駅、因幡船岡駅、丹比駅、若桜川橋梁、細見川橋梁、岩淵川橋梁、第二八東川橋梁、第三八東川橋梁などが国の登録有形文化財に指定され、鉄道全体が近代化遺産のような様相を呈しています。
若桜鉄道・第一八東川橋梁 | |
名称 | 若桜鉄道・第一八東川橋梁/わかさてつどう・だいいちはっとうがわきょうりょう |
所在地 | 鳥取県八頭郡八頭町久能寺 |
関連HP | 若桜町観光協会公式ホームページ |
問い合わせ | 若桜町観光協会 TEL:0858-82-2237/FAX:0858-71-0221 |
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