倉吉線・泰久寺駅跡

鳥取県倉吉市にある国鉄倉吉線廃線跡は、京都・嵯峨野を思わせる竹林に廃線跡が続き日本一美しい廃線跡ともいわれていますが、ホームが現存しているのが泰久寺駅跡（たいきゅうじえきあと）。気動車2両編成ですらはみ出してしまうほどの短いホームが特徴的です。

日本一美しい廃線跡が山守トンネルへと続く

昭和33年12月20日、倉吉線の関金駅〜山守駅間の延伸開通に伴い、開業した駅で、昭和60年4月1日、吉線の全線廃止に伴い、廃駅になっています。
往時にも駅舎はあったものの改札はなく、改札を通らずにホームに上るという素朴な駅で、駅周辺には林や畑などしかない秘境駅的な存在でしたが、廃駅となりさらに秘境感が濃厚に。

この泰久寺駅跡から山守トンネル入口付近までが美しい竹林。
「日本一美しい廃線跡」の玄関口になっているのが泰久寺駅跡なのです。

なお、山守トンネル内は自由に立ち入ることができません。
旧国鉄倉吉線廃線跡ツアーに参加するか、旧国鉄倉吉線廃線跡ウォーキングオープンデーの際なら立ち入ることができます。
車の場合は、鳥取県道45号（倉吉江府溝口線）沿いの旧国鉄倉吉線廃線跡に停め、西へ徒歩15分で泰久寺駅跡（泰久寺駅跡周辺の私有地での駐車は不可）。

倉吉線については倉吉線鉄道記念館で学ぶことが可能。

日本一美しい廃線跡（国鉄倉吉線廃線跡）

鳥取県倉吉市にある国鉄倉吉線廃線跡が、日本一美しい廃線跡として話題に。倉吉市の関金地区にある泰久寺駅（たいきゅうじえき）跡から山守トンネル入口までは竹林の中に廃線跡があり、京都・嵯峨野を思わせる竹林に廃線跡があり、幻想的な雰囲気が漂っていま

倉吉線鉄道記念館

鳥取県倉吉市にある国鉄倉吉線の歴史を紹介する鉄道保存展示施設が、倉吉線鉄道記念館。明治45年に前身の軽便鉄道（倉吉軽便線）が開通、昭和60年3月31日に廃線になった国鉄倉吉線の廃線跡が整備した「緑の彫刻プロムナード」の一角、打吹駅（うつぶき