甲府盆地一帯は、古墳時代前期の前方後円墳から三角縁神獣鏡が出土し、古墳時代の早い時期にヤマト王権に組み込まれていたことがわかっています。山梨県三大古墳に数えられる前方後円墳は、甲府盆地南部の銚子塚古墳、天神山古墳、大丸山古墳で、山梨県曽根丘陵公園と呼ばれる一帯にあります。
銚子塚古墳
所在地:山梨県甲府市下曽根町
墳丘長:169m/中部日本内陸部で最大の古墳
築造の年代:4世紀後半(古墳時代前期)
史跡指定:国の史跡
被葬者:ヤマト王権と密接な関係を有し、甲府盆地一帯(古代の甲斐)を支配したの大首長
天神山古墳
所在地:山梨県甲府市下向山町4065-3
墳丘長:132m
築造の年代:4世紀頃(古墳時代前期)
史跡指定:甲府市の史跡
被葬者:ヤマト王権と密接な関係を持った有力な首長で、後の甲斐国造(かいのくにのみやつこ)に繋がるような権力者(銚子塚古墳と同様)
大丸山古墳
所在地:山梨県甲府市下向山町東山
墳丘長:120m(推定)
築造の年代:4世紀頃(古墳時代前期)
史跡指定:国の史跡
被葬者:銚子塚古墳に先行するヤマト王権と密接な関係を持った有力な首長の墓
山梨県三大古墳とは!? | |
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