尾の沼公園

尾の沼公園

富山県黒部市宇奈月町、うなづき湖の湖畔を走る町道うなづき湖線の終点にあるのが尾の沼公園。黒部市尾の沼体験交流施設「とちの湯」がありますが、湖岸一帯が尾の沼公園(展望駐車公園)として整備され、展望広場も用意されています。対岸に峡谷を走る黒部峡谷鉄道(黒部峡谷トロッコ電車)、湖の奥に猿専用吊り橋を眺めます。

うなづき湖の湖畔、「とちの湯」周辺の公園

尾の沼公園

宇奈月温泉街から車で10分ほどですが、ちょっぴり秘湯ムードも味わえる場所です。
健脚の人は宇奈月温泉から徒歩で到達することもでき、2時間ほどの道のり。

「とちの湯」を含め、宇奈月温泉の源泉は上流の黒薙温泉(くろなぎおんせん)ですが、尾の沼公園には、引湯管出入口もあるので、

一帯がが「内山のとちの森」で、トチは飢饉の時、餅やおかゆなどに利用され、伐採が禁じられていたため、トノサマノキとも呼ばれています。
樹齢300年ほどのトチの大木も茂っています。

紅葉の見頃は例年10月下旬〜11月上旬。

尾の沼公園

背後の尾の沼谷には十二貫野用水の取入口が!

尾の沼公園の背後、尾の沼谷の標高347m地点には、十二貫野用水(じゅうにかんのようすい)の取入口だった場所があります。
十二貫野用水は、十二貫野台地(黒部市/標高250m)への灌漑用水として天保12年(1841年)、椎名道三によって建設された用水です。
十二貫野用水の跡は「とちの森散策道」として整備されています(崩落などで通行不可の場合があります)。

名称 尾の沼公園/おのぬまこうえん
所在地 富山県黒部市宇奈月温泉大尾
電車・バスで 富山地方鉄道宇奈月温泉駅から徒歩1時間
ドライブで 北陸自動車道黒部ICから約16km
駐車場 尾の沼公園駐車場
問い合わせ 黒部・宇奈月温泉観光局 TEL:0765-57-2850/FAX:0765-57-2852
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
うなづき湖第一展望広場

うなづき湖第一展望広場

富山県黒部市宇奈月町、宇奈月ダムのダム湖・うなづき湖のダムサイトに近い展望台がうなづき湖第一展望広場。うなづき湖に架かる湖面橋の北詰め、尾瀬場トンネルの入口近くの湖畔に位置する展望台。湖岸を走る黒部峡谷鉄道、その先の新柳河原発電所などを眺

猿専用吊り橋

猿専用吊り橋

黒部川本流のダム湖であるうなづき湖の上流部、ノボセ谷出合付近に2005年2月に架橋された全長137mの吊り橋が「猿専用吊り橋」。湖周辺に生息する野生の猿が、餌場を求めて対岸とを往来できるように設置されたもの。歩廊部が幅33cm、鋼板を30c

うなづき湖第二展望広場・宇奈月温泉木管事件碑

うなづき湖第二展望広場・宇奈月温泉木管事件碑

富山県黒部市宇奈月町、宇奈月ダムのダム湖・うなづき湖の湖畔、新柳河原発電所の対岸に位置するのがうなづき湖第二展望広場。展望広場とは名ばかりで、湖側に木が茂りあまり眺望はありませんが、駐車場の脇に、宇奈月温泉木管事件碑が立っています。宇奈月温

とちの湯

とちの湯

富山県黒部市宇奈月町、宇奈月温泉から黒部川の少し上流側にある宇奈月ダムのダム湖・うなづき湖の湖畔、尾の沼公園にある体験交流施設(立ち寄り湯)が湖畔の湯とちの湯。うなづき湖の湖畔を走る町道うなづき湖線の終点にあり、泉質は宇奈月温泉と同じ黒薙温

 

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