浦安春まつり｜浦安市｜2019

2019年5月18日（土）〜5月19日（日）、千葉県浦安市で『浦安春まつり』が開催されます。境川エリア（しおかぜ歩道橋付近から江川橋）では、メインイベントの『浦安の嫁入り舟』、かつて浦安で行なわれていた海の安全と豊漁を祈願する漁師の祭礼を再現し、投網や浦安囃子など浦安の粋を伝承する『水神祭』が行なわれます。

「サッパ舟」で花嫁・花婿が境川をパレード

『浦安の嫁入り舟』は、白無垢に身を包んだ花嫁と紋付き袴（はかま）姿の花婿が、境川内特設舞台までの花道を歩いた後、手こぎ和船「サッパ舟」に乗船し、お囃子と踊り子たちが乗った和船に先導されながら、会場となる境川（約500m）を遊覧するもの。
会場に飾られた市内認定こども園・幼稚園・保育園の園児による人文字アートも、祝福ムードを演出します。
花嫁・花婿は、協賛ホテルで披露宴（50人以上）を挙げることができることができるなどの条件で、公募されています。

『水神祭』は、かつて6月に行われていた神事。
神職を乗せた船が浦安の沖（沖の十万坪）に出てボンギといわれる海に差し込まれた目印の棒付近に神楽を奉納していました。
昭和46年、埋立工事により、浦安長漁業共同組合、浦安第一漁業共同組合の漁業権全面放棄（海楽・美浜・入船が誕生）を機に廃絶されましたが、平成29年に浦安囃子保存会、浦安細川流投網保存会などの協力で復活しています。