楢下宿

楢下宿

山形県上山市にある羽州街道の宿場が楢下宿(ならげしゅく)。七ヶ宿から金山峠を越えて出羽国に入った最初の宿場で、江戸時代には奥州13藩の参勤交代や出羽三山詣の旅人で賑わいを見せました。羽州街道楢下宿・金山越として国の史跡になっています。「脇本陣滝沢屋」が移築現存し、公開されています。

「脇本陣滝沢屋」など5軒が見学可能

羽州街道は、桑折宿(こおりしゅく/福島県伊達郡桑折町)で奥州街道から分かれ、七ヶ宿(しちかしゅく/宮城県刈田郡七ヶ宿町)を通り、金山峠を越えて出羽国に入り、楢下宿〜上山宿〜黒沢宿〜松原宿〜天童宿〜六田宿〜宮崎〜楯岡宿〜本飯田宿〜土生田宿〜尾花沢宿〜名木沢宿〜猿羽根峠〜舟形宿〜新庄宿〜上台峠〜金山宿〜森合峠〜主寝坂峠〜及位宿と抜け、秋田、弘前などの城下町を結んで青森に至る街道です(全長497km)。

江戸時代に庄屋を務めた旧丹野家住宅(山形県の有形文化財)、明治13年に、県令・三島通庸が架橋した新橋、明治15年架橋の覗橋(のぞきばし)、旅籠だった「大黒屋」(移築保存)、「山田屋」、庄内藩主の常宿だった脇本陣「庄内屋」、旧武田家などが残され、上山市の文化財に指定されています。

旧丹野家住宅は、「脇本陣滝沢屋」として機能し、造り酒屋を営みながら、大名や上級武士の宿泊・休息に利用されていました。
平成5年に移築保存され(往時には大黒屋横にありました=現在の大黒屋の向かい)、楢下宿の歴史資料を展示する資料館として公開されています。
「大黒屋」、「山田屋」、「庄内屋」、旧武田家(かつては旅籠)は内部の見学が可能。

楢下宿を流れる金山川には、上流側に新橋、下流側に覗橋という2つの石像アーチ橋があり、2つをあわせて眼鏡橋(めがねばし)と呼ばれています。

また、楢下宿の旅籠「大黒屋」では、地元のおばあちゃんたち(「楢下宿ばあちゃんずくらぶ」)による手作り郷土料理を囲炉裏を囲んで味わうことができます(「ばあちゃんずくらぶのおもてなし御膳」は、上山市観光物産協会に要予約)。

また、5日前までに上山市観光物産協会に予約すれば、「楢下宿じいちゃんずくらぶ」(上山市楢下宿保存会のメンバーなど)にガイドをお願いすることもできます(有料)。

かつての宿場から少し離れた山形県道13号(上山七ヶ宿線)沿いには楢下宿 丹野こんにゃく(こんにゃく番所・日々蒟蒻)があり、こんにゃくを使った懐石料理を味わうことができます。

羽州街道を利用した奥羽13藩とは!?

羽州街道楢下宿を通過した奥羽13藩とは、
陸奥国2藩=弘前藩(青森県弘前市)、黒石藩(弘前藩の支藩/青森県黒石市)
出羽国11藩=久保田藩(秋田県秋田市)、亀田藩(秋田県由利本荘市岩城町亀田)、本荘藩(秋田県由利本荘市)、矢島藩(秋田県由利本荘市矢島町)、庄内藩(山形県鶴岡市)、松山藩(庄内藩支藩/山形県酒田市松山町)、新庄藩(山形県新庄市)、長瀞藩(山形県東根市長瀞)、天童藩(山形県天童市)、山形藩(山形県山形市)、上山藩(山形県上山市)です。

楢下宿
名称 楢下宿/ならげしゅく
所在地 山形県上山市楢下
関連HP 上山市公式ホームページ
電車・バスで JRかみのやま温泉駅からタクシーで20分
ドライブで 東北中央自動車道かみのやま温泉ICから約6km
駐車場 楢下観光用駐車場を利用
問い合わせ 上山市観光物産協会 TEL:023-672-0839/FAX:023-673-3622
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
楢下宿 丹野こんにゃく(こんにゃく番所・日々蒟蒻)

楢下宿 丹野こんにゃく(こんにゃく番所・日々蒟蒻)

山形県上山市、羽州街道(うしゅうかいどう)の宿場・楢下宿(ならげしゅく)にある玉こんにゃく、刺身こんにゃくなどの製造メーカーが丹野こんにゃく。本社に併設して、懐石料理のこんにゃく番所、喫茶の日々蒟蒻が併設され、自慢のこんにゃくの購入のほか、

楢下宿・脇本陣滝沢屋(旧丹野家住宅)

楢下宿・脇本陣滝沢屋(旧丹野家住宅)

山形県上山市、出羽国11藩、陸奥国の2藩の参勤交代にも使われた羽州街道(うしゅうかいどう)の宿場が楢下宿(ならげしゅく)。往時の建物が移築保存されているのが脇本陣滝沢屋(旧丹野家住宅)で、大名や上級武士の宿泊、休息に利用した建物の内部を見学

楢下宿・新橋

楢下宿・新橋

山形県上山市、羽州街道の宿場、楢下宿(ならげしゅく)の真ん中を流れる金山川に、明治13年に架橋された石造アーチ橋が新橋(しんばし)。下町に明治15年架橋の石造アーチ橋「覗橋」があり、2つを合わせてメガネが完成し、新橋を、新町めがね橋と呼んで

楢下宿・覗橋

楢下宿・覗橋

山形県上山市、羽州街道の宿場、楢下宿(ならげしゅく)の真ん中を流れる金山川に、明治15年に架橋された石造アーチ橋が覗橋(のぞきばし)。新町に明治13年架橋の石造アーチ橋「新橋」があり、2つを合わせてメガネが完成し、覗橋を、下町めがね橋と呼ん

 

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