日御碕神社
日御碕(ひのみさき)の突端、出雲日御碕灯台近くに建つ日御碕神社。神の宮(上の宮)に素盞鳴尊(すさのおのみこと)、日沈宮(下の宮)に天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀っています。『出雲国風土記』、『延喜式神名帳』に記され…
日御碕(ひのみさき)の突端、出雲日御碕灯台近くに建つ日御碕神社。神の宮(上の宮)に素盞鳴尊(すさのおのみこと)、日沈宮(下の宮)に天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀っています。『出雲国風土記』、『延喜式神名帳』に記され…
美保関灯台のある地蔵崎の入口、美保関の入江の奥に鎮座するのが美保神社。『出雲国風土記』に登場の歴史ある古社で、「国譲り神話」に登場する事代主命(ことしろぬしのみこと・恵比寿神)と三穂津姫命(みほつひめのみこと)が祭神。本…
現在の日高市は、古代、帰化人が先進の文明を伝えた土地。日高市が高麗の里(こまのさと)とも呼ばれているのは、716(麗亀2)年5月16日に高麗郡(こまのこおり)を置いたことに由来しています。その歴史を今に伝える神社が巾着田…
黒山三滝(くろやまさんたき)は、奥武蔵・越生町を流れる越辺川(おっぺがわ)支流に落ちる天狗滝、男滝、女滝の3つの滝の総称で県立黒山自然公園のシンボル的な存在。古くから修験道の行場であったため、男滝の脇には不動明王が祀られ…
秩父札所5番、小川山語歌堂は臨済宗南禅寺派の寺。観音堂には慈覚大師の作と伝えられ、「子返しの観音」の別名がある准胝観音(じゅんていかんのん)を安置し、除災、延命、救児などにご利益があります。准胝観音を祀る寺は西国札所11…
秩父札所の中で石仏の寺として名高いのが札所4番・金昌寺。山門の大わらじが印象的で、記念撮影の人気スポットになっていますが境内には1300体の石仏が配され、奥の院から山門まで一巡して拝観できる仕組み。本堂手前左に井戸が長命…
秩父札所3番の岩本山常泉寺は曹洞宗の寺で本尊は聖観音。抱くと子宝に恵まれる「子持石」、手漕ぎのポンプで汲み上げる霊泉「長命水」などがある山寺。観音堂は明治3年、秩父神社境内にあった蔵福寺が廃寺となる際に薬師堂を譲り受けて…
秩父札所二番の大棚山真福寺は、曹洞宗の寺で本尊は聖観音。かつて33ヶ所だった秩父札所を34ヶ所とし、西国札所、坂東札所と合わせて100ヶ所霊場にするため、最後に加えられた寺です。桃の並木の参道はハイキングコースのような登…
四萬部寺は秩父三十四所観音霊場の1番札所で曹洞宗の寺。性空上人(しょうくうしょうにん)の弟子・幻通比丘(げんどうびく)が、4万部の仏典を読誦し、経塚を築いたことから誦経山四萬部寺(ずきょうさんしまぶじ)と名付けられました…
秩父神社は、宝登山神社、三峯神社とならび秩父三社のひとつで、武蔵国(むさしのくに)成立以前より栄えた知知夫国の総鎮守、つまりは秩父地方の総鎮守として信仰を集めてきた古社で、明治以前の神仏習合時代には妙見菩薩も祀られていま…
長瀞町の宝登山山麓にあるのが宝登山神社(寳登山神社/ほどさんじんじゃ)。秩父神社、三峯神社とともに秩父三社の一社で、宝登山山頂(宝登山ロープウェイ宝登山頂駅から徒歩5分)には奥宮が鎮座しています。社伝では第12代景行天皇…
830(天長7)年、円仁(慈覚大師)が無量寿寺(喜多院)を創建した際に、その鎮守として、860(貞観2)年に近江・坂本の山王権現(日吉山王社)を勧請して創建したという古社。天台宗・延暦寺の守護神として尊崇された山王権現を…
1616(元和2)年に没した徳川家康の法要は、久能山から日光山輪王寺に改葬される際の1617(元和3)年3月23日〜26日に川越の喜多院で執り行なわれています。その際に、後水尾天皇から東照大権現の勅額が下賜されていますが…
830(天長7)年、慈覚大師・円仁(えんにん)により創建された古刹が喜多院(川越大師)。1296(永仁4)年、伏見天皇が尊海僧正に再興を命じ、慈恵大師(元三大師)を祀って関東天台の中心的な存在となりました。さらに1599…
佐賀市街の北にそびえる標高501.7mの金立山に鎮座するのが金立神社上宮。金立山は、秦の始皇帝の命を受けた徐福が不老不死の薬求めて辿り着いた霊山との伝承があります。祭神は保食神(うけもちのかみ)、岡象売命(みずはめのみこ…
龍宮神社は、長崎鼻の高台に鎮座する神社で、浦島太郎伝説の地。龍宮城は海のかなたの琉球(沖縄)。周辺の海岸はウミガメの産卵地ということで浦島太郎伝説が生まれたと推測されます。祭神は『古事記』上巻、『山幸彦と海幸彦』に登場す…
神功皇后(じんぐうこうごう)が三韓遠征(新羅遠征)に際して海路の安全を祈願し、凱旋時に捧げたと伝えられる宝鏡を発見し祀ったのが始まりと伝えられる古社が唐津神社。社殿の創建は1186(文治2)年。平安時代の唐津(松浦荘)は…
松山市浄瑠璃町にある真言宗醍醐派の古刹が八坂寺(四国八十八ヶ所霊場第47番札所)。修験道の祖・役小角(えんのおづぬ=役行者)により開かれ、701(大宝元)年、文武天皇の勅願により伊予の国司、越智玉興が創建したと伝わります…