風雪の塔・農業資料館
日本最北の村である北海道猿払村(さるふつむら)。猿払村の基幹産業は酪農。昭和59年、生乳生産量が年間2万t、戸当り平均200tを突破したことを記念して建設されたのが風車をかたどった「風雪の塔」。併設の「農業資料館」では開…
日本最北の村である北海道猿払村(さるふつむら)。猿払村の基幹産業は酪農。昭和59年、生乳生産量が年間2万t、戸当り平均200tを突破したことを記念して建設されたのが風車をかたどった「風雪の塔」。併設の「農業資料館」では開…
「宗谷丘陵の周氷河地形」として北海道遺産に登録される北海道稚内市、宗谷岬背後の波状丘陵。北海道の波状丘陵の多くは農地改良などで失われていますが、宗谷丘陵は、面積1800haという広大な宗谷岬牧場の牧草地、放牧地として転用…
宮城県仙台市青葉区にある知恩院を総本山とする浄土宗の寺、定義如来西方寺(じょうぎにょらいさいほうじ)。寺伝によれば平貞能(たいらのさだよし)が建久9年(1198年)、この地で没した後、従臣が遺命により堂を建立し阿弥陀如来…
宮城県仙台市、仙台城の鬼門にあたる北山丘陵にある曹洞宗の寺が輪王寺(りんのうじ)。室町時代の嘉吉元年(1441年)、11代・伊達持宗(だてもちむね)が当時の治領である梁川(現・福島県伊達市)に創建。伊達氏の居城は、梁川、…
宮城県仙台市青葉区にある徳川家康を祀る神社が仙台東照宮。承応3年(1654年)、仙台藩第2代藩主・伊達忠宗(だてただむね)が東照大権現(徳川家康の神仏習合の神号、本地仏は薬師如来)を伊達家の守護神として祀ったのに始まる東…
国道6号の山元ICの西、宮城県亘理町、角田市、山元町との境に聳える標高272mの山が四方山(しほうざん)。南側の明通峠から四方山展望台まで尾根沿いに車道も通じているので手軽にアプローチできます。山頂一帯は四方山観光園地と…
宮城県仙台市青葉区、明治21年、宮城紡績会社によって築かれた三居沢発電所は、「日本最古の水力発電所」。かつての第2発電所(明治33年稼働)跡に建つ三居沢電気百年館は、東北の電気発祥の地でもある水力発電所を紹介する東北電力…
宮城県白石市の坂上田村麻呂を祀る田村神社の境内にあるお堂が甲冑堂。堂内に源義経の家来、佐藤継信(さとう つぐのぶ)・忠信兄弟が着用したという甲冑が安置されていることが名の由来で、それを目的に、松尾芭蕉と曾良は、『奥の細道…
宮城県松島町にある瑞巌寺の塔頭(たっちゅう=寺の敷地内にある子院)のひとつが円通院。瑞巌寺の西隣りに位置し、伊達政宗(だてまさむね)の孫にあたる伊達光宗(だてみつむね=江戸参府で体調を崩し19歳で早世、法名は円通院殿要山…
宮城県松島町にある双観山は、「松島四大観」のひとつ扇谷近く、松島海岸に突き出した景勝地。標高は43mと低いのですがその名の通り、松島湾と塩釜湾の双方を見渡すことができます。国道45号を走ると切り通しで素通りしてしまうケー…
宮城県松島町、松島観光の中心となる松島海岸のすぐ南にある小島の雄島(おしま)は、瑞巌寺の寺領で、全島が幽玄な雰囲気の漂う霊場。中世の松島は「奥州の高野」と称されたと死者供養の霊場でもあったため雄島の周囲には数多くの岩窟が…
宮城県宮城郡松島町のある松島湾眺望の公園が西行戻しの松公園。平安時代の末、西行(さいぎょう)が諸国を巡る漂泊の旅の途中、松の大木の下で出会った童子と禅問答をして敗れ、松島入りをあきらめたという伝説の地。ちょうど松島海浜公…
宮城県宮城郡松島町、双観山近くにの扇谷山(標高65m)の展望地で「松島四大観」のひとつに数えられているのが扇谷展望台(おうぎだにてんぼうだい)。国道45号の双観山分岐近くから西側の山側にダートの道を入ると駐車場です。扇谷…
宮城県松島町と東松島市の境に聳える標高116.8mの山が富山。山頂には富山観音が鎮座しますが、そこが「松島四大観」に数えられる絶景の地、富山展望台です。東南西の三方が一望にできるワイドビューが広がり、明治9年には、明治天…
宮城県宮城郡七ヶ浜町、松島湾に南側から突き出した大きな半島先端の展望地が多聞山展望台で、「松島四大観」のひとつ。すぐ近くに東北電力仙台火力発電所がありますが、多聞山周辺の自然はよく守られています。宮城県道58号(塩釜七ヶ…
宮城県東松島市、奥松島の宮戸島にある標高105.2mのピークが大高森展望台。松島四大観のひとつで、松島湾に浮かぶ260あまりの島々を一望する景勝地。日本三景・松島を箱庭のように見渡すことから、「壮観」と称されています。大…
富山県立山町、立山黒部アルペンルートの最高所である室堂平は8mもの積雪がある豪雪地帯。とくに室堂ターミナルに近い500mの区間は、吹き溜まりとなって20mを超える積雪があり、雪の大谷と呼ばれています。例年、立山雪の大谷ウ…
富山県富山市八尾町にある『おわら風の盆』を紹介するミュージアムが八尾おわら資料館。『おわら風の盆』の歴史は、江戸時代前期の元禄15年(1702年)に遡りますが、八尾おわら資料館は、おわら中興の祖といわれる川崎順二邸宅跡に…