鞍馬寺・奥の院魔王殿
京都府京都市左京区の鞍馬山にある毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊(ごほうまおうそん)を祀る鞍馬寺(くらまでら)。鞍馬寺の中心的な霊域となるのが、奥の院魔王殿。鞍馬寺の解説では、魔王尊が650万年前に地球救済のために…
京都府京都市左京区の鞍馬山にある毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊(ごほうまおうそん)を祀る鞍馬寺(くらまでら)。鞍馬寺の中心的な霊域となるのが、奥の院魔王殿。鞍馬寺の解説では、魔王尊が650万年前に地球救済のために…
京都府京都市左京区の北東部、鞍馬山(標高584m)の山上に建つ鞍馬弘教総本山が鞍馬寺(くらまでら)。寺に伝わる『鞍馬蓋寺縁起』(あんばがいじえんぎ)によれば、宝亀元年(770年)に渡来僧・鑑真(がんじん)の弟子、鑑禎(が…
京都府京都市左京区の鞍馬山山中にある鞍馬寺。鞍馬寺・本殿金堂から奥の院魔王殿を目指して歩き、木の根道を歩き、大杉権現社を越え、奥深い鞍馬山山中に入り込んだ場所にあるのが僧正ガ谷で、不動堂、義経堂という2つの堂が建っていま…
京都府京都市北区紫野にある臨済宗大徳寺派の大本山、大徳寺の塔頭(たっちゅう)が芳春院(ほうしゅんいん)。芳春院は、平成14年放送のNHK大河ドラマ『利家とまつ』のヒロイン、前田利家の夫人、松子の法名で、慶長13年(160…
京都府京都市北区紫野にある臨済宗大徳寺派の大本山、大徳寺の塔頭(たっちゅう)のひとつが高桐院(こうとういん)。慶長7年(1602年)頃、千利休七哲の一人、細川忠興(ほそかわただおき)が父・細川幽斎(細川藤孝)の菩提を弔う…
京都府京都市左京区の霊山、鞍馬山(くらまやま)。鞍馬山奥の院参道を山中へ進む途中にあるのが大杉苑瞑想道場(おおすぎえんめいそうどうじょう)。鞍馬寺から奥の院魔王殿を目指し、地表に露出した木の根が不思議なアラベスク模様をし…
京都府京都市左京区一乗寺にある臨済宗南禅寺派の名刹、圓光寺。慶長6年(1601年)、徳川家康の命により伏見に作られた学問所が起源で、寛文7年(1667年)、現在地に移転。禅寺らしい風情と、新緑、紅葉の美しさは格別で、禅僧…
京都府京都市北区紫野にある臨済宗大徳寺派の大本山、大徳寺の塔頭(たっちゅう)が興臨院(こうりんいん)。大永年間(1521年~1528年)に、文人としても名高い能登の守護大名・畠山義総(はたけやまよしふさ)が建立。寺の名は…
愛媛県松山市にある真言宗豊山派の寺、大宝寺。大宝寺・本堂は、鎌倉時代前期の建立と推定される現存する愛媛県最古の建築物で国宝。平安時代末期の末法思想を背景に、浄土信仰隆盛に伴って建てられた阿弥陀堂で、本尊の阿弥陀如来坐像(…
愛媛県松山市にある真言宗豊山派の古刹、大宝寺(たいほうじ)。大宝年間(701年~703年)に地元の豪族(伊予大領)・越智玉興(おちのたまおき)の創建と伝えられ、寺号は創建された年号に由来しています。藩政時代には松山藩主・…
愛媛県松山市石手2丁目、四国八十八箇所第51番札所の石手寺・二王門は、『伊予古蹟志』に、河野通継(かわのみちつぐ/生没年不詳)が文保2年(1318年)に建立したと記され、国宝。入母屋造り、本瓦葺き、三間一戸の楼門です。門…
愛媛県松山市太山寺町、四国八十八ヶ所霊場第52番札所の伽藍エリアにある太山寺・本堂は、発見された墨書から嘉元3年(1305年)の建立であることが確認され、国宝。入母屋造り(いりもやづくり)、本瓦葺きで木造建築としては愛媛…
岡山県津山市にある律令時代、美作国(みまさかのくに)の総社だったという古社が美作総社宮。総社は国府に赴任した国司が、国内の神社を巡拝するのを簡易化するため、平安時代に、国庁近くに国内の祭神を合祀して創建した神社です。備前…
三重県松阪市飯福田町にある山伏修験で知られる岩峰の霊山が伊勢山上。奈良時代、文武天皇(もんむてんのう)の時代に役行者(えんのぎょうじゃ=役小角)によって開創されたと伝えられる修験の地で、広大な霊場を有するのが飯福田寺(い…
三重県桑名市にある浄土宗の寺で、桑名藩主・松平家の菩提寺が照源寺。寛永元年(1624年)、桑名藩主・松平定勝(まつだいらさだかつ=徳川家康の異父弟)の死去の際、2代将軍・徳川秀忠の命で、その子・松平定行(まつだいらさだゆ…
三重県桑名市伝馬町にある浄土宗の古刹が十念寺。天平宝字元年(757年)、行基が創建したと伝わる古刹。当初は八風街道の通る菰野(切畑の天台宗朝明寺、後に田光の浄土宗九品寺)にありましが、その後田光が衰微したため八風街道の起…
三重県三重郡菰野町、いなべ市との境、福王山(598m)の山腹、標高380mほどの場所に鎮座する古社が福王神社。敏達天皇6年(577年)、百済(くだら)から仏師・安阿弥が来朝して毘沙門天を刻み、後に毘沙門天(北方の守護神)…
三重県三重郡菰野町、釈迦ヶ岳(1091.9m)の麓、幽玄とした森の中にあるのが尾高観音(尾高山観音堂)。尾高観音と通称されていますが、正式名は尾高山観音堂で浄土宗の寺。杉並木の奥にある六角堂には聖徳太子の作といわれる十一…