正法寺
岩手県奥州市水沢黒石町にある日本最大級の茅葺き屋根の法堂(はっとう)で知られる寺が正法寺。南北朝時代の貞和4年(1348年)に開山の、東北地方最初の曹洞宗寺院です。文化8年(1811年)築の法堂、文化8年(1811年)頃…
岩手県奥州市水沢黒石町にある日本最大級の茅葺き屋根の法堂(はっとう)で知られる寺が正法寺。南北朝時代の貞和4年(1348年)に開山の、東北地方最初の曹洞宗寺院です。文化8年(1811年)築の法堂、文化8年(1811年)頃…
愛知県豊橋市、吉田城(豊橋公園)の南に隣接して建つのが豊橋ハリストス正教会。ロシア正教会(日本正教会)の信者が増えた大正2年、初代神父・マトフェイ影田叙聖35周年を記念して建てられた聖使徒福音者馬太聖堂(せい…
滋賀県大津市、山城国と近江国の国境越えの古道・逢坂越(おうさかごえ)ある古社、関蝉丸神社。蝉丸神社は大津市内に3社あり、国道161号沿いに関蝉丸神社・下社(しもしゃ)、逢坂1丁目の国道1号沿いに上社(かみしゃ)、大谷町に…
神奈川県箱根町、箱根カルデラの中央火口丘・駒ヶ岳(1356m)。その山頂に鎮座するのが箱根元宮。箱根元宮とは、駒ヶ岳山麓、芦ノ湖畔にある箱根神社の元宮ということ。社殿前の馬降石(ばこうせき)、馬乗石は、神が降臨した地とい…
神奈川県箱根町、芦ノ湖の湖岸、箱根九頭龍の森(旧・箱根樹木園)に鎮座する芦ノ湖の守護神が九頭龍神社。箱根神社の境内に新宮があるように、天平宝字元年(757年)、箱根山を開山した万巻が、地元の人々を悩ませていた万字ヶ池(芦…
神奈川県足柄下郡箱根町湯本、箱根湯本の早雲通りの山際に建つ寺で、京都大徳寺の末寺が正眼寺(しょうげんじ)。鎌倉時代は地蔵信仰の霊地だった場所で、地蔵を安置していた湯本地蔵堂の別当、勝源寺が寺の前身です。今でも毎年9月21…
箱根登山鉄道塔ノ沢駅の上りホームのはずれに祀られている銭洗弁財天。大正8年に登山鉄道は開業していますが、銭洗弁財天は塔之沢温泉に宿泊していた相場師で、松井証券(松井房吉商店)創始者・松井房吉の夢枕に白蛇が現れたことがきっ…
神奈川県足柄下郡箱根町塔之澤、塔ノ峰の山腹に建ち、箱根はもちろん、関東では珍しい山寺の雰囲気とアジサイの名所として知られているのが阿弥陀寺(あみだじ)。箱根登山鉄道・塔ノ沢駅から続く参道には、数千株というアジサイが咲き誇…
神奈川県伊勢原市の山中にある高野山真言宗の寺、日向薬師(宝城坊)。本尊は薬師瑠璃光如来(平安中期の作、国の重要文化財)で、中世から薬師霊場の日向薬師として親しまれ、愛知県の鳳来寺(峯薬師)、高知県の豊楽寺(柴折薬師)など…
京都市右京区にある全国に900社ほどある愛宕神社(あたごじんじゃ)の総本社が、愛宕神社。大宝年間(701~704年)に修験道の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)と白山を開いた泰澄が朝廷の許しを得て朝日峰(愛宕山)の頂に社…
東京都台東区上野恩賜公園内にある、東照大権現(徳川家康)を祀る神社が上野東照宮。徳川御三家など諸大名から奉納された48基の銅灯籠(国の重要文化財)が、有名ですが、佐久間勝之(さくまかつゆき)が奉納の巨大な灯籠は、お化け灯…
京都市東山区にある知恩院の塔頭(たっちゅう)のひとつが良正院(りょうしょういん)。徳川家康の次女で、池田輝政(いけだてるまさ)の夫人となり、姫路城で死去した督姫(とくひめ)の追善のために、息子である池田忠雄(いけだただか…
京都市伏見区にある伏見の産土神(うぶすながみ)が御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)。平安時代、境内から病気に効く香水が湧いていたので、清和天皇からその名を贈られた古社で、境内に今も湧き出す名水は、伏見七名水のひとつ「伏見…
京都府京都市左京区にある浄土宗の開祖・法然上人の弟子、安楽、住蓮ゆかりの寺、安楽寺。鎌倉時代の初め、斬首に処された安楽、住蓮の菩提を弔うため、法然上人が建立した寺で、江戸時代初めに現在地に移っています。普段は非公開で、桜…
京都府京都市北区等持院北町にある足利尊氏の墓所で、臨済宗天龍寺派の寺、等持院。暦応4年(1341年)、等持寺(とうじじ)別院として、足利尊氏が夢窓疎石(むそうそせき)を招いて創建した、臨済宗天龍寺派の寺院。死後尊氏がここ…
京都府京都市中京区、京都の繁華街、新京極通に面して建つ小さなお堂が、通称「蛸薬師」として有名な蛸薬師堂永福寺。養和元年(1181年)創建の深草浄土宗の寺で、元は二条室町にありましたが、豊臣秀吉の京の都市改造(天正の地割)…
京都府京都市左京区、哲学の道沿いにある歴代皇女が住職を務めた尼門跡寺院が霊鑑寺(れいかんじ)。江戸時代の初め、後水尾天皇(ごみずのおてんのう)が第12皇女・月江宗澄(げっこうそうちょう=多利宮)を開基として創建。普段は非…
京都府京都市左京区、哲学の道から少し脇に入ったところに鎮座する古社が大豊神社。注目は境内の大国社にある狛巳(こまねずみ=狛ネズミ)。本来は狛犬のところここではネズミが社を守っているのです。大国主命を危機から助けたという神…