別府タワー
別府湾に臨む国道10号沿い、北浜にそびえる別府タワー。昭和32年、名古屋テレビ塔(昭和29年)、大阪・通天閣(昭和31年)に続いて日本で3番目に建設されたテレビ塔で、高さは約100m。「塔博士」と呼ばれる内藤多仲(ないと…
別府湾に臨む国道10号沿い、北浜にそびえる別府タワー。昭和32年、名古屋テレビ塔(昭和29年)、大阪・通天閣(昭和31年)に続いて日本で3番目に建設されたテレビ塔で、高さは約100m。「塔博士」と呼ばれる内藤多仲(ないと…
出雲大社(いずもおおやしろ)の建つ出雲市大社町と松江市のJR出雲市駅を結ぶ私鉄、一畑電車の駅が一畑電車出雲大社前駅。出雲大社前、神門通りに位置し、文字通りの出雲大社前の駅となっています。駅舎は昭和5年に建てられた鉄筋コン…
隠岐の島町(旧西郷町)の釜地区にある現存する隠岐最古の木造住宅が佐々木家住宅。1836(天保7)年に建てられた母屋は、杉皮葺き、石置き屋根の切妻平屋建てという趣のある建物で、3か所に設けられた戸口、二重天井や太い大黒柱な…
隠岐の漁具、山樵具、農耕具、生活用具、郷土芸能資料などを展示した資料館が隠岐郷土館。レトロな擬洋風建築は明治18年に隠岐島4郡(周吉、穏地、海士、知夫)の郡役所として西郷湾の近くに建てられ、郡役所、隠岐島庁、隠岐支庁舎と…
平成2年に廃線となったJR大社線(明治45年開業・出雲市〜大社間7.5km)。出雲大社の大祭に遣わされる皇室の勅使をもてなすための貴賓室を有する旧JR大社駅は、その建築学的な価値から廃業時のままの状態で保存されています。…
帰化人のふるさとと呼ばれる日高市高麗本郷にある古民家。巾着田を望む小高い場所に位置し、背後の屋敷林、道沿いの石垣なども現存しています。江戸時代末〜明治時代前半築の主屋、明治39年築の客殿、南土蔵、北土蔵、納屋があり、国の…
高麗家は高麗神社の神職を代々務めてきた旧家。高麗王(こまのこにきし)という氏姓をヤマト王権から賜った高句麗(コグリョ)からの帰化人・高麗若光(こまのじゃっこう)を祖にする一族で、神職を勤める高麗神社の境内に建つのが慶長年…
建築は18世紀前半(江戸中期頃)と推測され、佐賀城下に残る最古の町家建築が、佐賀市歴史民俗館・旧牛島家。もともとは佐賀城下の下今宿町(現・佐賀市朝日町3番4号)にあった町家建築で、1854(嘉永7)年の『佐嘉城下町竃帳』…
佐賀市歴史民俗館は7棟の歴史的建造物の総称。その中心が旧古賀銀行です。明治18年、両替商をしていた古賀善平が設立した銀行で、佐賀県下の炭坑の好況を受け第七二国立銀行を譲り受けて業務を拡大、大正時代には県下最大の銀行となり…
唐津炭田と鉄道の普及(明治31年唐津興業鉄道開業)は唐津に大発展をもたらしました。明治45年築の旧唐津銀行本店は、建築家・辰野金吾に師事した清水組・田中実が設計施工した洋風建築。辰野金吾は唐津出身で、明治の建築界の巨匠と…
JR別府駅から駅前通りを徒歩10分の竹瓦温泉。明治12年に建造、その後改装を重ね、明治35年に共同温泉が完成。当初は竹屋根葺きで、瓦葺きに改修されたことから竹瓦温泉の名が付いたという別府を代表する共同湯。現在の建物は昭和…
大正10年、三井物産門司支店の貴賓をもてなす社交倶楽部として建てられたものが旧門司三井倶楽部。梁や柱を外側に露出したハーフティンバー様式(木骨様式)の木造2階建ての洋館は、国の重要文化財。各部屋にマントルピース(暖炉)が…
宮崎県庁舎本館は昭和7年に完成し、鉄筋コンクリート造りの3階地下1階。建設費用は72万円(現在の貨幣価値で50億円以上)で、ゴシック風の古典的なデザインを取り入れた西洋式近代建築のネオゴシックと呼ばれる建物です。県庁舎本…
光浄院は、三井寺の山内で最も格式の高い子院で室町時代に山岡氏(甲賀郡の毛牧村を本拠地とした地侍で六角氏綱の下で「湖南の旗頭」となり、瀬田城を守った)によって建立された名刹。現在の客殿は豊臣秀吉の闕所(けっしょ=堂舎の破却…
比叡山坂本ケーブル(比叡山鉄道比叡山鉄道線)の比叡山山上側の駅がケーブル延暦寺駅。まさに延暦寺の玄関口にあたる駅で、大正14年の建築当初の駅舎がそのままに現存。国の登録有形文化財、さらには京阪電気鉄道石山坂本線坂本駅など…
比叡山坂本ケーブル(比叡山鉄道比叡山鉄道線)の山麓側の駅がケーブル坂本駅。文字通り、比叡山の登り口で、全国の坂本さんのルーツにもなっている穴太衆積みの石垣が美しい里坊のある門前町。昭和2年の開業時の建物がそのままに現存し…
加賀藩士・寺島蔵人(てらしまくらんど)は禄高450石の中級武士として、農政、財政の実務的な仕事を歴任。1777(安永6)年に、藩から邸地を拝領し新築したといわれる邸宅は、家屋、土蔵、土塀が現存し、中級武家屋敷の特徴を伝え…
1863(文久3)年、加賀藩13代藩主・前田斉泰(まえだなりやす)が母・眞龍院(12代斉広夫人・隆子)のために造営した巽御殿(たつみごてん=隠居所)が成巽閣(せいそんかく)で、国の重要文化財。もともとは金沢城より巽(たつ…