神奈川県庁本庁舎

神奈川県庁本庁舎は、昭和3年に建築された4代目の県庁庁舎で、国の登録有形文化財。実際に知事が執務する現役の庁舎としては、大阪府庁本館に次いで2番目に古い建物。現代建築に和風の瓦屋根を載せた昭和初期に流行した「帝冠様式」建築の先駆けとといわれ、日本大通りのシンボル的存在に。横浜三塔のひとつ「キングの塔」。

昭和3年築の建物は国の登録有形文化財

尖塔は「キングの塔」と通称され、クイーンの塔(横浜税関本関庁舎)、ジャックの塔(横浜開港記念会館)とともに横浜三塔に数えられています。
神奈川県内で初の国の登録有形文化財になったのも、この神奈川県庁本庁舎。
1920年代〜1930年代頃に流行したアール・デコ様式の装飾が正面玄関車寄せの柱など随所に施されています。

年末年始(12月29日〜1月3日)を除く月曜〜金曜の8:30〜17:15なら本庁舎正面玄関から入庁可能。
本庁舎屋上展望台と本庁舎6階「神奈川県庁本庁舎歴史展示室」のみ見学が可能です。
意外に知られていませんが、屋上展望台からはベイブリッジ、赤レンガ倉庫、ランドマークタワーを一望にします。

また本庁舎公開日も設定され、公開日には旧貴賓室(3階の第3応接室)、旧議場(3階大会議場)なども見学ができます。
あまり知られていませんが、神奈川県庁は標高2.1mで県庁としては日本でもっとも低い場所に建っています(最高所は長野県庁で標高371.4m)

ライトアップは、金・土・日曜の日没〜22:00に実施。

なお、神奈川県庁本庁舎の向かい側、日本大通に面した県庁分庁舎側歩道から横浜三塔を一望にすることができます(神奈川県庁本庁舎左脇にジャック=横浜市開港記念会館、右脇にクイーン=横浜税関)。

神奈川県庁本庁舎
名称 神奈川県庁本庁舎/かながわけんちょうほんちょうしゃ
所在地 神奈川県横浜市中区日本大通1
関連HP 神奈川県公式ホームページ
電車・バスで JR・横浜市営地下鉄関内駅から徒歩10分。横浜高速鉄道みなとみらい線日本大通り駅県庁口出口から徒歩すぐ
ドライブで 首都高速横羽線横浜公園ランプから約900mで市営日本大通り地下駐車場
駐車場 市営日本大通り地下駐車場(200台/有料)
問い合わせ 神奈川県総務局財産経営部庁舎管理課 TEL:045-210-1111
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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