赤坂宿
岐阜県大垣市にある中山道・美濃十六宿のひとつが赤坂宿(美濃赤坂)。中山道69次のうち、江戸から数えて56番目の宿場で、平安時代から鎌倉時代にかけては杭瀬川駅(くいせがわえき)、江戸から明治にかけては赤坂湊(杭瀬川の川湊で…
岐阜県大垣市にある中山道・美濃十六宿のひとつが赤坂宿(美濃赤坂)。中山道69次のうち、江戸から数えて56番目の宿場で、平安時代から鎌倉時代にかけては杭瀬川駅(くいせがわえき)、江戸から明治にかけては赤坂湊(杭瀬川の川湊で…
岐阜県瑞穂市、中山道69次のうち、江戸から数えて55番目の宿場が美江寺宿(みえじゅく)。宿場の名は養老3年(719年)創建の古刹、美江寺に由来しますが、寺自体は、本尊の十一面観音を含め戦国時代に斎藤道三(さいとうどうさん…
岐阜県美濃加茂市にあるのが太田宿・太田の渡し跡。中山道(なかせんどう)の三大難所のひとつで「木曽の桟、太田の渡し、碓氷峠がなくばよい」と俗謡にもある急流・木曽川を越える、太田の渡し(渡船場)。太田橋のすぐ下流が太田の渡し…
岐阜県美濃加茂市太田本町にある中山道の本陣の跡が太田宿・本陣跡。現存する遺構は、福田家が務めた本陣の立派な門のみで、文久元年(1861年)、皇女・和宮が14代将軍・徳川家茂に嫁ぐために下向した際に建てられたもの。元は、本…
岐阜県各務原市鵜沼にあるのが、うとう峠一里塚跡。中山道(なかせんどう)の鵜沼宿(うぬまじゅく)から太田宿の間は、木曽川が今日、日本ラインと呼ばれる激流区間となるため北側の山間、うとう峠を抜けていますが、峠の西側にあるのが…
和歌山県新宮市にある那智山と熊野本宮を結ぶ熊野古道・中辺路(なかへち)の難所が大雲取越(おおくもとりごえ)。現在の那智大社・那智の滝(那智山熊野権現)から熊野本宮大社(熊野権現)までの険しい山道が、雲取越(くもとりごえ)…
岐阜県中津川市、中山道(なかせんどう)、木曽十一宿のなかで、もっとも南に位置する宿場が馬籠宿(まごめじゅく)。山間の坂道に沿って、南北1kmほどにわたり、街道時代さながらの家並みが続いています。文豪・島崎藤村の生まれ故郷…
岐阜県中津川市と長野県木曽郡南木曽町との境にある標高790mの峠が馬籠峠(まごめとうげ)。中山道(なかせんどう)の馬籠宿(まごめじゅく/中津川市)と妻籠宿(つまごしゅく/南木曽町)の間の峠ですが、もともとはともに信州(長…
三重県度会郡大紀町(たいきちょう)と北牟婁郡紀北町の境に位置する峠越えの道が熊野古道伊勢路 ツヅラト峠道。かつて神宮(伊勢神宮)と熊野権現を結んだ巡礼の道で、伊勢国と紀伊国の国境、ツヅラト峠(標高357m)を越える峠道で…
三重県熊野市にある神宮(伊勢神宮)と熊野権現を結んだ巡礼の道で、地元の生活道路としても活用されたのが熊野古道伊勢路二木島峠道・逢神坂峠道。伊勢側(北側)の二木島湾と、熊野側(南側)の新鹿湾(あたしかわん)を結ぶ峠越えの道…
佐賀県鹿島市、メインストリートが酒蔵通りと呼ばれる肥前浜宿(八本木宿)西端に位置するのが肥前浜宿・浜郵便局跡(八宿公民館)。現在は八宿地区の公民館として再生利用されていますが、もとは昭和12年、当時の浜郵便局として建てら…
佐賀県鹿島市、メインストリートが酒蔵通りと呼ばれる肥前浜宿(八本木宿)西端に位置するのが肥前浜宿・継場(ひぜんはまじゅくつぎば)。長崎街道多良往還に設けられた宿駅で、人馬の継立(つぎたて=乗り換え用の馬や人足の手配・荷物…
新潟県三島郡出雲崎町、藩政時代には北前船の寄港、佐渡金山の陸揚げで繁栄し、北国街道の随一の宿場町だった天領・出雲崎(北国街道出雲崎宿)。北国街道に沿って妻入りの街並みが3.6kmにわたって続いています。北国街道は、国道3…
「18世紀の街並み」をPRする新潟県関川村。米沢街道の宿場町(下関宿)、荒川舟運の拠点として発展した越後下関(えちごしものせき)にある豪商の家が、津野邸。公開される豪商・豪農の家「渡邉邸」(国の重要文化財)のすぐ西に隣接…
新潟県岩船郡関川村にある国の重要文化財に指定される古民家が、佐藤邸。津野邸の西、旧米沢街道に面した旧家で、屋号は古関屋。現存する建物は明和2年(1765)年の築。かつては村の庄屋を務め、渡邉家に次ぐ大地主だった邸宅(豪農…
新潟県南魚沼市塩沢にある全長350mの三国街道塩沢宿牧之通り。三国街道の塩沢宿は、魚沼の文化経済の中心地で、江戸後期、雪国越後に暮す人々の生活を伝え、大ベストセラーとなった『北越雪譜』(ほくえつせっぷ)の著者・鈴木牧之(…
静岡県袋井市、JR東海道本線袋井駅近くにある人気の食事処が遠州味処とりや茶屋。袋井市では、街道時代、東海道袋井宿で人気だったという「たまごふわふわ」を復元し、市内の数軒で提供していますが、遠州味処とりや茶屋もそのうちの一…
福岡県北九州市八幡西区、長崎街道の黒崎宿南側に現存する貴重な松並木が曲里の松並木(まがりのまつなみき)。1kmにわたって6000本ほどの松が茂り、街道時代の面影を残しています。樹齢200~300年の老松は残念ながら数本し…