美濃国分尼寺跡
岐阜県不破郡垂井町にある、天平13年(741年)、聖武天皇の詔(みことのり)で諸国に建立された美濃国の国分尼寺(法華滅罪之寺)の跡と推測されているのが、美濃国分尼寺跡。美濃国府跡と美濃国分寺跡の間に位置し、石碑が立てられ…
岐阜県不破郡垂井町にある、天平13年(741年)、聖武天皇の詔(みことのり)で諸国に建立された美濃国の国分尼寺(法華滅罪之寺)の跡と推測されているのが、美濃国分尼寺跡。美濃国府跡と美濃国分寺跡の間に位置し、石碑が立てられ…
群馬県渋川市、金井遺跡群のひとつで、「甲を着た古墳人」が出土した金井東裏遺跡の南400mほどに位置する古墳時代の集落遺跡が、金井下新田遺跡(かないしもしんでんいせき)。6世紀初頭の榛名山噴火による堆積物の下から、5世紀後…
群馬県渋川市にある、古墳時代の榛名山噴火関連遺跡のひとつが、中筋遺跡。6世紀初頭に噴火した榛名山二ツ岳の火砕流で被災し埋没した古墳時代の集落跡の遺構で、竪穴式住居4軒、平地式建物5棟、祭祀遺構、垣根、道、畠などが発掘され…
神奈川県足柄下郡箱根町、箱根旧街道の甘酒茶屋に隣接して建つのが、箱根旧街道休憩所。東海道の難所、箱根越えに関する資料や逸話を展示、紹介している資料館兼休憩所で、古い商家を移築し再生したもの。小ぢんまりしたスペースに、江戸…
神奈川県足柄下郡箱根町、復元された箱根関所の東側にある、箱根関所の歴史を解説するミュージアムが箱根関所資料館。復元された関所の見学で終わらせてしまう人もいますが、箱根関所資料館は、観覧料金に含まれているので、ぜひ入館した…
群馬県渋川市にある、古墳時代の榛名山噴火関連遺跡のひとつが黒井峯遺跡。吾妻川の河岸段丘上にある遺跡で、西南10kmほどのところにある榛名山二ツ岳の大爆発(6世紀初頭)で噴出した大量の軽石によって、短時間のうちに埋没した古…
群馬県渋川市北牧にある群馬県の史跡に指定される円墳が、中ノ峯古墳(なかのみねこふん)。直径9m、高さ1.95mという小さな古墳ですが、6世紀初頭の榛名山二ッ岳の噴火で、軽石に覆われ、盗掘を免れたために横穴式石室から人骨4…
兵庫県伊丹市緑ケ丘にある、白鳳時代から鎌倉時代の寺院跡が、伊丹廃寺跡。昭和33年に基壇の一部が発見され、昭和40年にかけて発掘調査が行なわれています。現在は金堂基壇や朱塗りの北門などが復元され、史跡公園として整備されてい…
群馬県渋川市金井にある金井遺跡群のひとつが金井東裏遺跡(かないひがしうらいせき)。平成24年から行なわれた調査で榛名山の爆発による火砕流に埋没した「甲を着た古墳人」(よろいをきたこふんじん)が発掘され(古墳時代の遺跡から…
群馬県群馬県利根郡みなかみ町、旧水上町から出土した考古遺物、近世の古文書、祭事の道具、江戸時代から昭和にかけての農具、民具、生活道具など2000点を収集展示するミュージアムが、みなかみ町水上歴史民俗資料館。前庭には、国の…
群馬県桐生市広沢町にある中世の屋敷構えを残した建物が、重要文化財彦部家住宅(彦部氏屋敷)。室町時代に彦部氏は足利将軍家に仕え、永禄4年(1561年)に広沢の地に屋敷を構えたと伝わり、江戸時代築の建物5棟が国の重要文化財に…
群馬県桐生市、水道山(雷電山/標高217m)山上の水道山公園の基部にある桐生の水道関連施設が、桐生市水道山記念館(旧配水事務所)。昭和7年に配水事務所として建築されたレトロな建物で国の登録有形文化財。木造タイル張りの構造…
群馬県桐生市にあるレトロな石造平屋建て建築が、旧堀祐織物工場(きゅうほりゆうおりものこうじょう)。現在は美容室アッシュ(ash 桐生店)として再生され、外観も美しく修築されています。もともとは、昭和10年頃に建てられた大…
寛永元年(1748年)に近江商人(日野商人)・矢野久左衛門が桐生(現・群馬県桐生市)で清酒醸造と質商を開業したことに発する商家、矢野。その矢野本店の建物(かつての矢野の酒販部門の店)でお茶を販売し、喫茶店として営業するの…
群馬県桐生市、かつて「西の西陣、東の桐生」といわれた織物の町・桐生の商業に大きく寄与してきた矢野本店の蔵群を再生したのが、桐生市有鄰館(旧矢野蔵群)。天保14年(1843年)〜大正9年に建てられた合計11棟の蔵が現存して…
群馬県安中市にある天保14年(1843年)、安中藩士の子として江戸・神田に生まれた新島襄の実家が、新島襄旧宅。渡米してキリスト教徒となって帰国後に、安中の実家に戻り、布教活動を行なっていますが、その拠点としたのが現存する…
群馬県利根郡みなかみ町、猿ヶ京温泉にあるミュージアムが、猿ヶ京関所資料館。徳川家光治世の寛永8年(1631年)に設置された三国街道の猿ヶ京関所の役宅を資料館として再生した施設で、群馬県の史跡。展示物のなかには、かつて良寛…
群馬県吾妻郡高山村、三国街道にある本陣跡が、中山宿本宿本陣跡。中山本宿は慶長17年(1612年)に開かれた三国街道(高崎~寺泊=35宿)の宿場。中山峠を控えて旅人の休泊には欠かせない立地でした。残念ながら本陣の建物は大正…