御着城
兵庫県姫路市御国野町御着にある中世の城跡が御着城(ごちゃくじょう)。茶臼山城とも呼ばれた中世の城で、永正16年(1519年)、姫路城代・小寺政隆(こでらまさたか)が築城し、赤松氏の一族小寺氏の居城となり、別所氏の治める三…
兵庫県姫路市御国野町御着にある中世の城跡が御着城(ごちゃくじょう)。茶臼山城とも呼ばれた中世の城で、永正16年(1519年)、姫路城代・小寺政隆(こでらまさたか)が築城し、赤松氏の一族小寺氏の居城となり、別所氏の治める三…
兵庫県姫路市にある戦国時代の古戦場の跡が青山古戦場跡。黒田官兵衛が父・黒田職隆(くろだもとたか)のもとを離れ初めて戦を指揮したのが青山・土器山の合戦。古戦場は現在の青山ゴルフクラブ一帯。現在の10番ホールと18番ホールに…
兵庫県神戸市垂水区西舞子にある明石海峡大橋を望む高台の遺跡が大歳山遺跡(おおとしやまいせき)。縄文時代前期の土器(大歳山式)の標識遺跡で、弥生時代の竪穴住居、墳長37mの前方後円墳(大歳山2号墳)が復元されています。その…
兵庫県伊丹市宮ノ前にある古社が猪名野神社(いなのじんじゃ)。孝徳天皇の御代に猪名寺(いなでら=現・尼崎市猪名寺にあった寺、猪名寺廃寺跡が現存)に創建され、延喜4年(904年)に現在地に遷座したと伝えられています。戦国時代…
兵庫県伊丹市のJR福知山線・伊丹駅近くにある戦国時代の城跡で、国の史跡になっているのが有岡城跡(伊丹城跡)。南北朝時代、摂津国人の伊丹氏によって築城された伊丹城が前身。戦国時代、織田信長に突如反旗を翻した荒木村重(あらき…
兵庫県尼崎市にある田能遺跡(たのいせき)の出土遺物などを収蔵、展示解説するミュージアムが田能資料館(たのしりょうかん)。昭和40年、大量の土器や石器の他、碧玉製管玉、白銅製釧、銅剣鋳型が出土、住居跡などの遺構が発見された…
旧石器時代から人々の営みが確認されている淡路島。国生み神話に登場する日本最初の島「おのころ島」が淡路島とする伝説も。そんな淡路島で弥生時代末〜奈良時代に海人族が製塩を行なったと推定される遺跡が淡路市にある貴船神社遺跡。一…
兵庫県神戸市西区にある天台宗の古刹、太山寺。現存する太山寺・本堂は、弘安8年(1285年)の火災で焼失後、永仁年間(1293年~1299年)に再建されたもので、神戸市では唯一の国宝建築物になっています。桁行7間、梁間6間…
千葉県南房総市石堂、石堂寺の墓地横に建つ古い農家が旧尾形家住宅。尾形家は中条流(豊臣秀吉の家臣・中条帯刀を祖とする産婦人科の流派)の医者、尾形宮内を初代とし、珠師ヶ谷(しゅしがやつ)の名主を務めた名家。現存する建物は享保…
天平13年(741年)、聖武天皇の詔(みことのり)により、国家鎮護のために諸国に建立された国分寺(金光明四天王護国之寺)のひとつが、安房国分寺。千葉県館山市国分にある後継寺院の安房国分寺一帯が安房国分寺跡だと推測され、往…
千葉県香取市香取にある全国にある香取神社の総本社、香取神宮。現存する香取神宮の本殿は、楼門と同じく元禄13年(1700年)、5代将軍・徳川綱吉の命によって造営されたもので桃山様式を色濃く残し、この時期の神社建築を代表する…
千葉県銚子市、銚子半島南端の傾斜地に、碁盤目状の町割がされた外川の町並み(とかわのまちなみ)。イワシ漁の最盛期には「外川千軒大繁盛」とうたわれた町で、石畳の坂道が続く港町は、NHKの朝の連続ドラマ『澪つくし』(昭和60年…
千葉県銚子市川口町にある銚子を代表する船主の住居および作業場が西廣家住宅(にしびろけじゅうたく)。江戸時代、利根川東遷事業で、東北と江戸を結ぶ交易ルートに、利根川の舟運が使われるようになると、中継基地となった銚子は大いに…
下総台地と印旛沼の低湿地からなる千葉県佐倉市は、江戸幕府防衛の拠点として佐倉城が築城され、のちに房総最大、堀田氏11万石の城下町として栄えた地。旧河原家、旧但馬家、旧武居家の3棟が建ち並ぶのが佐倉武家屋敷群。江戸時代後期…
千葉県佐倉市鏑木町、佐倉藩11万石最後の藩主、堀田正倫(ほったまさとも)が、明治23年、東京・深川佐賀町から住まいを移したのがこの旧堀田邸(当初は別邸、後に本邸)。明治期の旧大名家邸宅と庭園(さくら庭園)がともに残る貴重…
千葉県佐倉市宮小路町、鏑木小路(かぶらぎこうじ=現・宮小路町)にある武家屋敷の一軒が旧武居家住宅(きゅうたけいけじゅうたく)。江戸時代後半に建てられたと推測される武家屋敷で、明治33年に武居氏が取得したため、旧武居家住宅…
千葉県佐倉市宮小路町、鏑木小路(かぶらぎこうじ=現・宮小路町)にある武家屋敷の一軒が旧但馬家住宅(きゅうたじまけじゅうたく)。19世紀前半の築の武家屋敷。記録から幕末の天保年間(1830年~1844年)以降は家禄100石…
千葉県佐倉市宮小路町、鏑木小路(かぶらぎこうじ=現・宮小路町)にある佐倉武家屋敷の一軒が旧河原家住宅(きゅうかわらけじゅうたく)。建築様式などから18世紀後半と推定され、佐倉に残されている武家屋敷で現存する最古のもので、…