黒山三滝
黒山三滝(くろやまさんたき)は、奥武蔵・越生町を流れる越辺川(おっぺがわ)支流に落ちる天狗滝、男滝、女滝の3つの滝の総称で県立黒山自然公園のシンボル的な存在。古くから修験道の行場であったため、男滝の脇には不動明王が祀られ…
黒山三滝(くろやまさんたき)は、奥武蔵・越生町を流れる越辺川(おっぺがわ)支流に落ちる天狗滝、男滝、女滝の3つの滝の総称で県立黒山自然公園のシンボル的な存在。古くから修験道の行場であったため、男滝の脇には不動明王が祀られ…
秩父札所5番、小川山語歌堂は臨済宗南禅寺派の寺。観音堂には慈覚大師の作と伝えられ、「子返しの観音」の別名がある准胝観音(じゅんていかんのん)を安置し、除災、延命、救児などにご利益があります。准胝観音を祀る寺は西国札所11…
秩父札所の中で石仏の寺として名高いのが札所4番・金昌寺。山門の大わらじが印象的で、記念撮影の人気スポットになっていますが境内には1300体の石仏が配され、奥の院から山門まで一巡して拝観できる仕組み。本堂手前左に井戸が長命…
秩父札所3番の岩本山常泉寺は曹洞宗の寺で本尊は聖観音。抱くと子宝に恵まれる「子持石」、手漕ぎのポンプで汲み上げる霊泉「長命水」などがある山寺。観音堂は明治3年、秩父神社境内にあった蔵福寺が廃寺となる際に薬師堂を譲り受けて…
秩父札所二番の大棚山真福寺は、曹洞宗の寺で本尊は聖観音。かつて33ヶ所だった秩父札所を34ヶ所とし、西国札所、坂東札所と合わせて100ヶ所霊場にするため、最後に加えられた寺です。桃の並木の参道はハイキングコースのような登…
四萬部寺は秩父三十四所観音霊場の1番札所で曹洞宗の寺。性空上人(しょうくうしょうにん)の弟子・幻通比丘(げんどうびく)が、4万部の仏典を読誦し、経塚を築いたことから誦経山四萬部寺(ずきょうさんしまぶじ)と名付けられました…
秩父神社は、宝登山神社、三峯神社とならび秩父三社のひとつで、武蔵国(むさしのくに)成立以前より栄えた知知夫国の総鎮守、つまりは秩父地方の総鎮守として信仰を集めてきた古社で、明治以前の神仏習合時代には妙見菩薩も祀られていま…
飯能市の天覧山(てんらんざん)の山麓に建つ曹洞宗の寺が能仁寺。飯能のシンボル的な存在の天覧山は、能仁寺の寺領。江戸時代には徳川家の庇護を受けて繁栄。中山さんのルーツ、そして『5→9~私に恋したイケメンすぎるお坊さん~』の…
長瀞町の宝登山山麓にあるのが宝登山神社(寳登山神社/ほどさんじんじゃ)。秩父神社、三峯神社とともに秩父三社の一社で、宝登山山頂(宝登山ロープウェイ宝登山頂駅から徒歩5分)には奥宮が鎮座しています。社伝では第12代景行天皇…
830(天長7)年、円仁(慈覚大師)が無量寿寺(喜多院)を創建した際に、その鎮守として、860(貞観2)年に近江・坂本の山王権現(日吉山王社)を勧請して創建したという古社。天台宗・延暦寺の守護神として尊崇された山王権現を…
1616(元和2)年に没した徳川家康の法要は、久能山から日光山輪王寺に改葬される際の1617(元和3)年3月23日〜26日に川越の喜多院で執り行なわれています。その際に、後水尾天皇から東照大権現の勅額が下賜されていますが…
青森県深浦町の北金ヶ沢駅近くにある樹齢1000年以上というイチョウの巨木。幹周りは22.0mで、実はこの大イチョウ、日本一のイチョウの巨木であるだけでなく、日本の巨樹第3位にランクイン。日本の巨樹はクスノキが多いのにもか…
830(天長7)年、慈覚大師・円仁(えんにん)により創建された古刹が喜多院(川越大師)。1296(永仁4)年、伏見天皇が尊海僧正に再興を命じ、慈恵大師(元三大師)を祀って関東天台の中心的な存在となりました。さらに1599…
環境省が行なっている全国の「巨樹・巨木林調査」で、栄えある巨樹ナンバーワンに輝くのが、蒲生のクス(かもうのクス/蒲生の大楠)。調査は、地上から130cmの位置での幹周りを調べるもので、蒲生のクスは24.22m。姶良市蒲生…
佐賀市街の北にそびえる標高501.7mの金立山に鎮座するのが金立神社上宮。金立山は、秦の始皇帝の命を受けた徐福が不老不死の薬求めて辿り着いた霊山との伝承があります。祭神は保食神(うけもちのかみ)、岡象売命(みずはめのみこ…
三保の松原(静岡県)、気比の松原(福井県)と並び、「日本三大松原」に数えられる景勝地で国の特別名勝になっているのが唐津市の虹の松原。松浦川の河口から浜玉町にかけて5km、幅400m〜700mで、230haにも渡る長大な松…
龍宮神社は、長崎鼻の高台に鎮座する神社で、浦島太郎伝説の地。龍宮城は海のかなたの琉球(沖縄)。周辺の海岸はウミガメの産卵地ということで浦島太郎伝説が生まれたと推測されます。祭神は『古事記』上巻、『山幸彦と海幸彦』に登場す…
唐津市の西南部にある縄文時代の遺跡で、日本最古の水稲耕作の跡が発見される貴重な遺跡です。周辺には宇木汲田遺跡、桜馬場遺跡などもあり、古くから拓けた地であるため、『魏志倭人伝』で、最初に本土に上陸する末盧国(まつろこく/ま…