醍醐寺・金堂
世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成資産のひとつ、真言宗醍醐派総本山・醍醐寺。下醍醐と山上の上醍醐に分かれていますが、下醍醐伽藍の中心が金堂。「醍醐の花見」を開いた豊臣秀吉の命で、紀州国湯浅(現・和歌山県湯浅町)の満願…
世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成資産のひとつ、真言宗醍醐派総本山・醍醐寺。下醍醐と山上の上醍醐に分かれていますが、下醍醐伽藍の中心が金堂。「醍醐の花見」を開いた豊臣秀吉の命で、紀州国湯浅(現・和歌山県湯浅町)の満願…
「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録される醍醐寺(だいごじ)。醍醐寺には、上醍醐、下醍醐の伽藍に、あわせて6棟の国宝、10棟の重要文化財の建物がありますが、下醍醐にある五重塔は父・醍醐天皇の冥福を祈るために第三皇…
愛媛県今治市宮窪町、大島の沖合に浮かぶ周囲720mの能島(のしま)にある城砦で、能島村上海賊の本拠地だった城跡が能島城。室町時代、戦国時代にわたり活躍した村上海賊は、応永26年(1419年)に能島、因島、来島の3家に分立…
愛媛県今治市、「しまなみ海道」途中の伯方島(はかたじま)にある歴史公園と博物館が伯方ふるさと歴史公園。伯方港や燧灘を望む標高98mの岩ヶ峰の山頂部に位置し、中世の連郭式山城、木浦城(きのうらじょう)の居館をイメージした模…
山口県山口市にある瑠璃光寺は曹洞宗の寺で山号は保寧山。永平寺を大本山とする曹洞宗の寺のため、階段式の回廊が巡らされミニ永平寺といった感じ。五重塔は、大内文化花開いた室町時代、寺が香積寺だった頃のもので、嘉吉2年(1442…
関門海峡を隔てる九州側と本州・下関側に、緊迫するアジア情勢を背景に、明治20年から築かれたのが下関要塞。清国の北洋艦隊や、ロシアのバルチック艦隊の来襲を念頭に、榴弾砲などを備える砲台を築いたのですが、そのうちのひとつが火…
島根県出雲市、出雲大社の社殿近くに建つ出雲の古代を詳細に解説する県立の博物館が島根県立古代出雲歴史博物館。中央ロビーには出雲大社境内から平成12年に発見された宇豆柱(うづばしら)を展示。常設展では、「出雲大社と神々の国の…
「出雲の原郷」とも呼ばれる島根県出雲市斐川町(ひかわちょう)。『出雲風土記』に記される仏経山(神名火山)の東3km、高瀬山北麓の小さな谷に位置する荒神谷遺跡。斐川町の小さな谷間から、昭和59年夏に358本という信じられな…
島根県出雲市斐川町(ひかわちょう)、荒神谷遺跡の入口、荒神谷史跡公園の西谷池に面した位置にある遺跡博物館が荒神谷博物館。昭和59年、荒神谷遺跡からそれまで全国で出土した合計本数をも上回る358本もの銅剣が出土、翌年には銅…
太山寺(たいさんじ)は、愛媛県松山市にある真言宗智山派の寺で、四国八十八ヶ所霊場第52番札所。山号は瀧雲山(りゅううんざん)。寺伝によれば用明2年(585年)頃創建され、天平11年(739年)、聖武天皇の勅願をうけて、行…
明治32年、帝国陸軍が広島湾(呉港)への外国艦船の侵入を防ぐために、音戸の瀬戸に臨む標高216mの高烏台(たかがらすだい)に築いた28センチ榴弾砲6門を装備した砲台の跡が高烏砲台跡。現在は音戸の瀬戸公園の一部で、平清盛の…
広島県呉市の入船山公園に移築された旧陸軍の火薬庫が旧高烏砲台火薬庫。明治30年以降、呉湾や広島湾を見下ろすことのできる要所に外国の敵艦船の侵入を防ぐために陸軍の砲台が築かれましたが、呉軍港に近い休山(やすみやま)にも明治…
戦前は海軍の軍港として繁栄した広島県呉市。呉港のすぐ背後にある入船山は、明治時代までは村の氏神、亀山神社があった鎮守の森。明治19年に海軍の軍用地となり、呉鎮守府司令長官官舎が建てられました。現在では自然林を生かした入船…
推古天皇24年(616年)、聖徳太子が開いたとも伝えられる広島県尾道市屈指の古刹が浄土寺。建武3年(1336年)2月、足利尊氏(あしかがたかうじ)は、九州に落ち延びる途中戦勝祈願に立ち寄り、勝利再起した後にその庇護を受け…
徳島市国府町にある國分寺(国分寺)は、四国八十八ヶ所霊場第15番札所で、14番の常楽寺から徒歩15分。天平13年(741年)に発せられた聖武天皇の勅命で全国につくられた国分寺(金光明四天王護国之寺)のひとつ阿波国分寺の後…
美馬市の脇町は近世以降、阿波特産の阿波藍(あわあい)と生糸生産で栄えた吉野川中流域にある商家町で「うだつの町並み」。脇町の吉野川に並行して走る南町筋には本瓦葺き、大壁造り、白漆喰塗りの商家が軒を連ね、「うだつ(卯建)」や…
天正8年(1580年)、織田信長の命で一色氏を滅ぼし、丹後を平定した長岡藤孝(後の細川藤孝)・忠興親子が、一色氏の居城跡に築城した城が田辺城。明治6年に廃城となり、その跡地に舞鶴公園が整備されています。舞鶴公園の名は、田…
明治37年12月20日に京都府議会議事堂を併設した京都府庁として建築されたのが、国の重要文化財に指定される京都府庁旧本館。昭和46年まで京都府庁の本館として、さらに現在も府政情報センター、選挙管理委員会などとして使われ、…