白山
白山は、富士山、立山とともに日本三霊山(日本三名山)のひとつ。石川・岐阜県境にそびえ、御前峰(2702.1m)、大汝峰(2684m)、剣ヶ峰(2677m)3つの峰からなる火山です。白山を中心とする面積4万7700haは石…
白山は、富士山、立山とともに日本三霊山(日本三名山)のひとつ。石川・岐阜県境にそびえ、御前峰(2702.1m)、大汝峰(2684m)、剣ヶ峰(2677m)3つの峰からなる火山です。白山を中心とする面積4万7700haは石…
白山奥宮の建つ白山山頂・御前峰(2702.1m)をすぐ北に仰ぐ、標高2450mの室堂平に建つのが白山室堂ビジターセンター。ビジターセンターとはいうものの、環境省のビジターセンターではなく、白山登山者のための山小屋。2食付…
石川県白山市と金沢市の市境、標高649mの後高山(しりたかやま)の山上部が、獅子吼高原(ししくこうげん)。標高170mの山麓駅と獅子吼高原にある標高630mの山頂駅を結ぶ4人乗りのゴンドラリフトが獅子吼高原ゴンドラです。…
白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)のある石川県白山市と金沢市の市境に位置する後高山(しりたかやま)から獅子吼平にかけての高原地帯が獅子吼高原(ししくこうげん)。標高650mの後高山山上の「スカイ獅子吼」までは山麓の「パ…
加賀百万石のシンボル、金沢城は、加賀藩主・前田家の居城。天正11年(1583年)、前田利家により本格的な築城が開始されました。天明8年(1788年)築の石川門、安政5年(1858年)に再建された三十間長屋は、そして鶴丸倉…
石川県七尾市、城山と通称される七尾湾を一望する標高300mほどの尾根上に位置するのが中世の山城、七尾城。七尾という名は、この山城を守る7つの尾根(松尾・竹尾・梅尾・菊尾・亀尾・虎尾・龍尾)に由来する地名です。城が築かれた…
金沢の犀川の西岸、寺町寺院群にある雨宝院(うほういん)は、奈良時代に白山を開山したと伝えられる泰澄(たいちょう)を開祖とする密教寺院(高野山真言宗)。泉鏡花(いずみきょうか)、徳田秋声(とくだしゅうせい)と並ぶ金沢の三文…
明治32年に金沢市裏千日町に生まれ、大正から昭和にわたり活躍した文豪・室生犀星(むろおさいせい)。犀川に架かる大橋と桜橋の間の川岸は、室生犀星が好み、散策を楽しんだ道といわれ、現在は、「犀星のみち」として、親しまれていま…
金沢城の南西3.5kmの野田山(標高175m)の山腹に広がるのが加賀藩主前田家墓所。天正15年(1587年)、藩祖となる前田利家(まえだとしいえ)が実兄・前田利久(まえだとしひさ)を山頂近くに葬ったのが野田山墓地の始まり…
金沢市の石引、小立野寺院群(こだつのじいんぐん)にある曹洞宗の名刹、宝円寺(ほうえんじ)。「利家とまつの寺」といわれるように加賀藩祖・前田利家が創建し、前田家代々の菩提寺となった寺です。護国山という山号にも加賀国を守ると…
寿永2年5月11日(1183年6月2日)、木曽義仲(源義仲)率いる源氏が平維盛の平家と激突した砺波山合戦(となみやまがっせん)の古戦場が、倶利伽羅峠古戦場(くりからとうげこせんじょう=倶利伽羅県定公園)。牛500頭の角に…
金沢能楽美術館内にあり、希少伝統工芸と呼ばれる加賀友禅や加賀象嵌、加賀水引細工、金沢漆器、加賀毛針、三弦(三味線)、和傘、提灯、二俣和紙などの伝統工芸を扱うアンテナショップが金沢・クラフト広坂。二俣和紙のぽち袋、加賀繍の…
明治の中頃から、大正、昭和にかけて300編あまりの作品を発表し、徳田秋聲、室生犀星と並んで「金沢三大文豪」にも数えられる泉鏡花の足跡を紹介するのが泉鏡花記念館。泉鏡花記念館は鏡花の生家跡(金沢下新町23番地)に建てられ、…
金沢の伝統産業である金箔についてのミュージアムで、金箔の製造工程から金箔を使った美術工芸品、製造道具など480点あまりを一堂に紹介するのが金沢市立安江金箔工芸館。「箔移し」の実演コーナーでは、箔の見事なまでの薄さが実感で…
加賀藩士・寺島蔵人(てらしまくらんど)は禄高450石の中級武士として、農政、財政の実務的な仕事を歴任。1777(安永6)年に、藩から邸地を拝領し新築したといわれる邸宅は、家屋、土蔵、土塀が現存し、中級武家屋敷の特徴を伝え…
1863(文久3)年、加賀藩13代藩主・前田斉泰(まえだなりやす)が母・眞龍院(12代斉広夫人・隆子)のために造営した巽御殿(たつみごてん=隠居所)が成巽閣(せいそんかく)で、国の重要文化財。もともとは金沢城より巽(たつ…
金沢城の西側、北陸随一の繁華街でもある香林坊に近い長町一帯が藩政時代の武家屋敷群である長町武家屋敷跡。加賀藩の中級から上級武士の屋敷があった場所で、敵の侵入を防ぐために造られた袋小路や複雑に曲がりくねった道など、城下町の…
金沢市街を流れ、別名「男川」と呼ばれている犀川(さいがわ)に架かる鉄橋が犀川大橋。初代の橋は1594年(文禄3)年、加賀藩・初代藩主、前田利家が北国街道(ほっこくかいどう)に架けたもの。現在の橋は、大正13年に英国製の鋼…