石部神社
石川県小松市古府町にある古社が石部神社(いそべじんじゃ)。律令時代に、国司が国内にある神社を巡拝する慣習を簡略化するため、国庁近くに建立した総社(国内の各社の祭神を合祀)、つまりは国庁の南に創建された加賀国の総社(当初の…
石川県小松市古府町にある古社が石部神社(いそべじんじゃ)。律令時代に、国司が国内にある神社を巡拝する慣習を簡略化するため、国庁近くに建立した総社(国内の各社の祭神を合祀)、つまりは国庁の南に創建された加賀国の総社(当初の…
石川県加賀市大聖寺にある古社が菅生石部神社(すごういそべじんじゃ)。古来、朝廷の崇拝を受け、平安時代編纂の『延喜式神名帳』にも加賀国(かがのくに)二之宮に列せられて記載される式内社。流行病(はやりやまい)に御利益があると…
石川県加賀市の片山津温泉にある真言宗の寺、愛染寺。温泉を掘削し、明治20年代中頃、塩津村・作見村にまたがる温泉街となった片山津の人々から請われて金沢から現寺地に移転し、以来、薬師如来を本尊に片山津温泉の温泉守護の寺として…
石川県鳳珠郡穴水町にある真言宗の古刹、来迎寺(らいこうじ)。創建は弘仁5年(814年)といい、文治2年(1186年)、穴水城初代城主・長谷部信連(はせべのぶつら=長氏の祖)が本堂を再建、寺号を来迎寺に改めたと伝えられてい…
石川県輪島市、「能登の親不知」(のとのおやしらず)といわれる曽々木海岸、寛政4年(1792年)、海蔵寺八世・麒山が掘削した「波の花道」の北にあるのが垂水の滝。岩倉山流紋岩の断崖を、海に直接落ちる落差35mの滝で、滝近くに…
石川県輪島市、時国家(本家上時国家)がある曽々木地区の海岸線は、国道249号が走りますが、奥能登の景勝地のひとつが曽々木海岸・窓岩。奥能登絶景海道と呼ばれる国道249号ですが、窓岩、せっぷんトンネル、垂水の滝(断崖から海…
石川県輪島市門前町劔地にある鳴き砂(鳴り砂)の浜が琴ヶ浜。能登半島随一ともいわれる景勝地、能登金剛のすぐ北側にある海岸で、お小夜と船乗り重蔵との悲恋物語が伝わり、お小夜の涙が砂となり、砂丘を歩くと「キュッキュッ」と泣くよ…
石川県輪島市門前町にある鳴き砂で知られる海岸が千代浜。門前町には、2ヶ所の鳴り砂(鳴き砂)の浜があり、琴ヶ浜が輪島市の天然記念物で、鳴り砂の保存ゾーンになっているのに対し、千代浜は鳴り砂ふれあいゾーンに指定され国道249…
石川県金沢市、金沢市街の東に位置する卯辰山(うたつやま)の中腹にあり、金沢の鬼門を封じるために開山された摩利支天を祀る寺が摩利支天山宝泉寺。建仁寺塔頭・禅居庵摩利支尊天堂、東京・上野アメ横の摩利支天徳大寺とともに日本三大…
石川県金沢市を流れる浅野川に架る橋長48m、幅13mのアーチ橋が天神橋。昭和28年7月1日の浅野川の洪水で流出し、昭和30年に橋脚のない構造が採用され、架橋された鉄骨造タイドアーチ式無橋脚橋(ローゼ橋)。卯辰山(うたつや…
古都・金沢の三大文豪(泉鏡花、徳田秋聲、室生犀星)のひとり、泉鏡花を偲ぶ浅野川の西岸沿いに設けられた散歩道が鏡花のみち。明治6年11月4日、金沢市下新町(現・尾張町)に生まれ、養成小学校(現・金沢市立馬場小学校)に通った…
石川県金沢市下新町、商家が並ぶ尾張町に鎮座する古社が久保市乙剣宮(くぼいちおとつるぎぐう)。江戸時代には卯辰山の真言宗金剛寺と神仏習合でしたが、明治初年の神仏分離で、卯辰山(うたつやま)から現在の地に遷座したもの。祭神は…
石川県金沢市の中心部、武蔵ヶ辻の交差点の一角を占める近江町市場は鮮魚や青果の店がずらりと並ぶ「金沢市民の台所」。狭い小路を挟んで170店舗の店が軒を連ねてる、活気溢れる商店街。品揃えも豊富で、甘エビ、ズワイガニなど新鮮な…
石川県金沢市にある東照大権現(徳川家康)、天照大神(あまてらすおおかみ)、加賀藩第2代藩主・前田利常(まえだ としつね)を祀る神社が金沢東照宮 尾﨑神社。3代藩主・前田光高(まえだみつたか)が寛永20年(1643年)に、…
石川県金沢市並木町、浅野川の河畔にある泉鏡花(いずみきょうか)の出世作『義血侠血』』(ぎけつきょうけつ)のヒロイン、瀧の白糸をかたどった像が瀧の白糸像。明治27年に発表された泉鏡花の『義血侠血』は、のちに『瀧の白糸』の名…
石川県金沢市、犀川大橋南、にし茶屋街に建つ西検番事務所(にしけんばんじむしょ)は、木造2階建ての建物で、「西の廓」(現・にし茶屋街)に属していた芸妓衆の稽古場や管理事務所として大正11年に建てられた芸妓見番。大正ロマン漂…
石川県金沢市、兼六園南側、金澤神社横に湧く泉が金城霊澤(きんじょうれいたく)。奈良時代、地元・山科の藤五郎(とうごろう)が掘り出した山芋を、この泉で洗ったところ、たくさんの砂金がとれたので、「金洗いの沢」、金沢という地名…
石川県金沢市、犀川の西、寺町寺院群にある真言宗の寺が伏見寺(ふしみじ)。寺伝によれば養老元年(717年)、芋堀藤五郎(いもほりとうごろう)が創建という古刹。金沢地名の由来となった金城霊澤の伝説ゆかりの芋堀藤五郎の墓がある…