雲厳禅寺
熊本県熊本市の北西部、金峰山西麓にある曹洞宗の寺が雲厳禅寺(うんがんぜんじ)。南北朝時代の観応2年・正平6年(1351年)、足利直義(あしかがただうじ)の招きで来日した元の禅僧・東陵永璵(とうりょうえいよ)が開山したと伝…
熊本県熊本市の北西部、金峰山西麓にある曹洞宗の寺が雲厳禅寺(うんがんぜんじ)。南北朝時代の観応2年・正平6年(1351年)、足利直義(あしかがただうじ)の招きで来日した元の禅僧・東陵永璵(とうりょうえいよ)が開山したと伝…
熊本県熊本市、雲巌禅寺(うんがんぜんじ)の境内、奥の院にある洞窟・霊岩洞( れいがんどう )は、寺よりも歴史が古く、その昔、中国から四面馬頭観世音像を運んだとき、舟が転覆し観音像が漂着、この霊巌洞に安置されたと伝えられて…
熊本県南阿蘇村(旧久木野村)と西原村との境にある俵山峠には、阿蘇カルデラを西側から一望にする俵山峠園地が整備され、俵山展望所(俵山峠展望所)と通称されています。阿蘇外輪山を熊本県道28号(熊本高森線/南阿蘇やすらぎロード…
熊本県八代市泉町を流れる小原川に架かる落差70m、幅10mの巨瀑がせんだん轟の滝で、「日本の滝百選」に選定。五家荘(ごかのしょう)では滝のことを「轟」(とどろ)と呼び、昔は滝の周辺に栴檀(せんだん)の大木が多数あったのが…
熊本県南小国町、阿蘇北外輪山の一角、大小数百個の巨石が散らばる草原の丘(標高845.1m)が押戸石の丘。巨石群で最大の石が高さ5.5m、周囲15.3mの押戸石。古代に祭祀的なことが行なわれた可能性はあるものの、人為的に配…
熊本県菊池市、阿蘇くじゅう国立公園に指定された菊池渓谷の源流地帯が菊池水源。流れる水は環境省の「名水百選」にも選定される名水です。国立公園の第一種特別地域にも指定される豊かな自然が残され、自然休養林に指定された1180h…
熊本県阿蘇郡南小国町、阿蘇山の外輪山、瀬の本高原を流れる田の原川を源流に、熊本・大分・福岡・佐賀の4県を流れて有明海に注ぐ九州一長大な河川が筑後川。幹川流路延長は143kmで、日本第21位、流域面積2863平方キロも日本…
肥後国一之宮として崇敬され、全国523社ある阿蘇神社の総本社が、熊本県阿蘇市の阿蘇神社。古代から阿蘇氏が大宮司を務め、今も宮司は阿蘇氏という歴史を誇っています。明治初年の神仏分離以前は神仏習合で(神宮寺は天台宗の青龍寺)…
国鉄の高森線(現・南阿蘇鉄道高森線)の終着駅・高森駅から延伸し、高千穂線(後の高千穂鉄道高千穂線/平成20年12月28日全線廃止)とを結ぶ計画途中の高森トンネルですが、工事中に大量の湧水にあい、工事を断念。跡地に誕生した…
熊本県宇城市を流れる浜戸川に架かるアーチ石橋が薩摩の渡し。薩摩の渡しという名は、街道時代、熊本・八代・水俣を結んだ薩摩往還(薩摩街道)に架橋されていることから。文政12年(1829年)の完成で、種山村(現・八代市東陽町の…
平成19年に築城400周年を迎えた熊本城(熊本県熊本市)で、熊本城第2期復元整備計画(平成20年度~平成29年度)で復元が行なわれたのが本丸御殿。本丸御殿大広間が一般公開され、居間であり、対面所(接客の場)としても使用さ…
日本三大急流に数えられるのが人吉盆地を流れる球磨川(くまがわ)。舟下りを運航する「球磨川くだり」では、ラフティングも実施。一勝地駅から球泉洞駅まで、所要1時間30分ほどの豪快でスリリングな球磨川下りを楽しむことができます…
静岡県の富士川、山形県の最上川とともに日本三大急流に数えられる、熊本県の球磨川を手漕ぎの船で下る川下りコース。清流コースは熊本県人吉市下新町の人吉発船場から人吉市温泉町の温泉町着船場まで下るもの。清流とはいうものの、途中…
天草と島原を30分ほどで結ぶ最短ルートが島鉄フェリー(島原鉄道)。その天草(熊本県天草市)側の玄関港が鬼池港です。鬼池港から潮流の速い早崎瀬戸を越えて島原半島(長崎県南島原市)の口之津港を結んでいます。「フェリーくちのつ…
熊本県八代市妙見町にある古社、八代神社(やつしろじんじゃ)。社伝によれば延暦14年(795年)、横岳(三室山)頂上に上宮を創建したのが始まりといい、平安時代末の永暦元年(1160年)、中宮を建立、さらに文治2年(1186…
毎年8月15日~8月16日、熊本県山鹿市で『山鹿灯籠まつり』が開催されます。全国的に有名な熊本の夏祭りで、濃霧の中を船で菊池川から山鹿入りした景行天皇を里人が松明を持って迎えたという言い伝えに由来し、熊本夏の三大火まつり…
2024年3月21日(木)18:00〜20:00、熊本県阿蘇市の阿蘇神社で『火振り神事』が行なわれます。阿蘇の火まつりの一つで、火振り神事は3月の卯の日から亥の日の期間の申の日に、参道で姫神を待って火を振る神事。「阿蘇の…
毎年2月28日、熊本市の木原不動尊で『春季大祭(火渡り)』が行なわれます。本尊御開帳のほか、採灯(さいとう)大護摩供、火渡り、湯立て、湯浴びといった大荒行が執り行なわれます。読経とともに護摩木が焚かれ、その上をまず修験者…