コート盛(先島諸島火番盛)
鎖国体制下の1644年頃、薩摩藩の要請によって、先島諸島各島に設けられた異国船監視の先島諸島火番盛(さきしましょとうひばんむい=遠見番所)のひとつが日本最南端の有人島、波照間島(沖縄県竹富町)にあるコート盛(こーともり)…
鎖国体制下の1644年頃、薩摩藩の要請によって、先島諸島各島に設けられた異国船監視の先島諸島火番盛(さきしましょとうひばんむい=遠見番所)のひとつが日本最南端の有人島、波照間島(沖縄県竹富町)にあるコート盛(こーともり)…
沖縄県本部町(もとぶちょう)、本部半島の先端の岬が備瀬崎(びせざき)。備瀬のフクギ並木で知られる備瀬集落の北端に位置する岬です。眼前にミーウガン(新御願)と呼ばれる聖域となる小島が浮かぶ絶景の地です。透明度大の浜は備瀬崎…
沖縄県うるま市、伊計島(いけいじま)にある縄文時代晩期~弥生時代前期(沖縄貝塚時代中期)の集落跡がイチの里仲原遺跡(いちのさとなかばるいせき)。沖縄県最大の竪穴式住居跡で、国の史跡に指定されています。海岸には近年まで使わ…
沖縄県石垣市、石垣島・屋良部半島に明治30年に建設された電信施設が電信屋。沖縄本島や日本本土、台湾との通信に利用された軍用海底電信線の中継基地の跡で、軍用だけでなく、一般公衆用通信にも使用されました。建物は、戦争を物語る…
沖縄県島尻郡伊是名村、伊是名島(いぜなじま)の東南、城崎の標高98mの岩山に築かれた城(グスク)が伊是名城(いぜなぐすく)。尚巴志王の祖父・鮫川大主(さめかわうふぬし)が築城したとの伝承がある城で、北麓には尚円王の父・尚…
沖縄県竹富町、島のかたちがハート型ということから「ハートアイランド」とも呼ばれる黒島の北岸、伊古集落にある桟橋が伊古桟橋。昭和10年に築かれた全長354m、幅4.25mの琉球石灰岩の石積み、そしてコンクリートを併用した桟…
波照間島(沖縄県竹富町)にある日本最南端の公開天文台で、プラネタリウムを併設するのが竹富町波照間島星空観測タワー。波照間島の南東「日本最南端平和の碑」の建つ高那崎(たかなざき)近くにあり、天体観測の障害となる人工の光源や…
竹富島(沖縄県竹富町)の西岸にある石積みの桟橋が竹富島西桟橋。昭和13年築造の竹富島最初の近代的な桟橋。延長105m、幅4.4mの桟橋で、石灰岩を積んだ上に、両側面をコンクリートで補強しています。農耕地が少ない竹富島では…
沖縄県石垣市、石垣島の南西部、名蔵湾(なぐらわん)奥の名蔵川河口周辺の砂州で囲まれた亜熱帯地域に典型的な干潟が名蔵アンパル。マングローブ林も生育し、157haが西表石垣国立公園第1種特別地域、国の鳥獣保護区特別保護地区、…
沖縄県今帰仁村、今帰仁城北麓の親川(エーガー)から今帰仁城に至る往時の登城ルートがハンタ道で、今帰仁城周辺遺跡のひとつ。途中にはナガレ庭、親泊ムラ跡、今帰仁ムラ跡などがあり、グスク交流センター近くから城郭内に入るもの。7…
沖縄県うるま市石川、石川市街、石川港を見下ろす標高87.2mの丘に位置する単郭式の城(グスク)が伊波城(いはぐすく)。城郭内からは、中国産の青磁や白磁、三彩陶器・褐釉陶器・染付・南島産の須恵器などが出土し、伊波按司の交易…
沖縄県郡竹富町、西表島の沖縄県道215号(白浜南風見線)起点である、島の西岸、白浜港。県道から白浜小学校へと延びる車道脇の園地に123456789と刻まれたコンクリート製のモニュメントが築かれています。これが子午線モニュ…
日本全国で唯一、沖縄県竹富町の西表島を通過する子午線(東経123度45分6.789秒=123456789)の意義を高めるため、西表島の祖納地区に築かれたのが子午線モニュメント祖納地区(竹富町子午線ふれあい館)。西表島には…
沖縄本島南部の沖縄県糸満市にある琉球三山分立時代(14世紀頃)に栄えた城(グスク)が南山城(島尻大里城)。かつての高嶺間切(間切=地域)にあるため高嶺城とも、島尻大里間切とも呼ばれたため島尻大里城とも呼ばれ、三山時代(琉…
沖縄県宮古島市、宮古島から海上橋の来間大橋を渡った来間島(くりまじま)の島の中央部にある沖縄県の史跡となった墓がスムリャーミャーカ。来間集落の南800mほどの場所にあり、スムリャー(長間家)一族のミャーカ(巨石墓)です。…
沖縄県宮古島市、宮古島から海上橋の来間大橋を渡った来間島(くりまじま)にある展望台が竜宮城展望台。高台の上に建てられた3階建ての展望台は、文字通りの竜宮城スタイル。「東洋一美しいビーチ」とも称される宮古島の与那覇前浜(よ…
沖縄県名護市の市役所の建物、名護市庁舎は、日本建築学会賞受賞の建物で、象設計集団の設計。鉄骨鉄筋コンクリート造り3階建ての公共施設ですが、地域の住民が集い、祭りや語らいが行なわれる沖縄独特の空間を「アサギ広場」、「アサギ…
沖縄本島北部、沖縄県名護市の入口に立つガジュマルの巨木が、ひんぷんガジュマル。国の天然記念物に指定される樹齢300年、樹高約19m、幹周りは約10mの巨樹。樹冠の広がりは最大30mにも及ぶ立派なもの。樹下に置かれている石…