麻釜
長野県野沢温泉村、野沢温泉の源泉が噴き出している湯だまりが、国の天然記念物に指定される麻釜熱湯噴湯(おがまねっとうふんとう)。地元では単に麻釜と呼ばれています。大釜、丸釜、茹釜(ゆでがま)、竹伸釜(たけのしがま)、下釜の…
長野県野沢温泉村、野沢温泉の源泉が噴き出している湯だまりが、国の天然記念物に指定される麻釜熱湯噴湯(おがまねっとうふんとう)。地元では単に麻釜と呼ばれています。大釜、丸釜、茹釜(ゆでがま)、竹伸釜(たけのしがま)、下釜の…
長野県下高井郡野沢温泉村にある永禄11年(1568年)創建の曹洞宗の古刹、健命寺(けんめいじ)。8代住職の晃天園瑞(こうてんえんずい)が、宝暦6年(1756年)、京都遊学の際に天王寺蕪の種を持ち帰り、野沢温泉でまいたとこ…
山形県尾花沢市、最上川支流の銀山川の両岸にレトロな木造3階建ての旅館が建ち並ぶのが銀山温泉。その名の通り、幕府直轄の銀鉱山として栄えた歴史を持つ地に温泉が発見されたのは今から400年ほど前。明治時代に湯宿としての経営が始…
宮城県東松島市の鳴瀬川河口にある明治時代の港湾施設の遺構が野蒜築港。明治政府が近代港湾として最初に着手した国家的プロジェクトがこの野蒜築港です。明治11年に着工、4年後に内港地区が完成し、国際貿易港を目指して外港部分の工…
山形県米沢市の吾妻山山腹、標高800m内外に位置する温泉地が開湯は白布温泉(しらぶおんせん)。正和元年(1312年)開湯という古湯で、白布高湯として、蔵王温泉(最上高湯/山形県山形市)、吾妻高湯(福島県福島市)とともに奥…
静岡県浜松市北区と天竜区の境、天竜川に架る国道362号の道路橋が鹿島橋(かじまばし)。昭和12年に架橋されたレトロな橋は、現存する戦前では最大スパンの上曲弦カンチレバートラスで、土木学会の土木遺産になっています。鹿島橋が…
静岡県磐田市、天竜川河口に広がる竜洋海洋公園エリアにあるコスモエコパワーが運営する風力発電施設が磐田ウィンドファーム。竜洋海洋公園には竜洋しおさい風力発電所「風竜」が1基設置され、磐田ウィンドファームの風車5基ととも…
静岡県磐田市の天竜川の河口に建つ灯台が掛塚灯台。もともとは、明治13年、 旧幕臣の荒井信敬(あらいしんけい)が私財を投じて改心灯台を建設したのが始まり。明治30年3月25日に官製の掛塚灯台が初点灯しています。平成14年に…
長野県岡谷市にある諏訪湖の水門が釜口水門(かまぐちすいもん)。一級河川・天竜川の源流(起点)。31の河川が流入する諏訪湖ですが、流出する河川は天竜川だけで、諏訪湖の水量調節のため昭和11年に完成した水門が釜口水門です。既…
福島・栃木県境にそびえる荒海山(1581m/太郎岳)北面を源流に、荒海川、阿賀川(大川)と名を変え、会津盆地を流れ、さらに只見川となって流れ、新潟県に入って阿賀野川となり、新潟市の新潟空港横で日本海に注ぐ長大な河川が阿賀…
福井県坂井市にある三国港は、宮城県の野蒜築港(のびるちくこう)、熊本県の三角西港(みすみにしこう)と並んで、明治三大築港のひとつ。九頭龍川河口右岸から港西片に突き出している三国港突堤は、明治11年、政府が派遣したオランダ…
福井県坂井市にある丸岡城内にある石碑が一筆啓上書翰碑(いっぴつけいじょうしょかんひ)。本多作左衛門重次(本多重次)が、長篠の戦いの戦場から妻に宛てた「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」は、日本一簡潔な手紙として…
福井県小浜市にある曹洞宗の寺、空印寺(くういんじ)。大永2年(1522年)、若狭国の守護、武田元光(たけだもとみつ)が後瀬山城(のちせやまじょう)築城の際、堅固な城館を建てた地がここ。京極忠高が建立した泰雲寺が前身ですが…
長野県白馬村、かつて善光寺・戸隠詣での往来で栄えた善光寺街道柄山峠越えの道は千国街道を分かれ、青鬼(あおに)、野平の集落を経て、柄山峠への登路となりました。野平から柄山峠への道は十三曲りと呼ばれるつづら折りで高度さを克服…
長野県白馬村で棚田というと「日本の棚田百選」に選定の青鬼(あおに)地区が有名ですが、同じ東山側の丘陵にあって、まだまだ穴場的な存在が野平地区。青鬼地区の南に位置し、区画改良が進んだ棚田から鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、白馬…
長野県白馬村の東山(小高い丘陵が連なる東側のエリア)にある集落で、かつて善光寺・戸隠詣での往来で栄えた善光寺街道柄山峠越え(からやまとうげごえ)途中に位置したのが青鬼(あおに)。棚田の広がる59.7haの地区が国の重伝建…
重要伝統建造物群保存地区に指定される白馬村青鬼(あおに)地区ですが、白馬連峰を眺望する絶景の青鬼の棚田は、「日本の棚田百選」にも選定。長野県内には1万2000haもの棚田がありますが、もっとも絶景なのが青鬼の棚田。現在は…
福井県小浜市にある近世に築かれた海城が小浜城。雲浜城(うんぴんじょう)とも呼ばれる若狭国の城。若狭小浜藩初代藩主・京極高次(きょうごくたかつぐ)の築城で、藩政時代の藩庁となった城です。後に譜代大名で老中・大老を務めた酒井…