康楽館
白亜の西洋建築物の康楽館は明治43年、明治後半には日本一の銅の産出を誇った小坂鉱山の厚生施設として建てられた芝居小屋。洋風の外観に反して内部は純和風の造りで、花道や回り舞台、昔ながらの桟敷席が設けられています。当時から照…
白亜の西洋建築物の康楽館は明治43年、明治後半には日本一の銅の産出を誇った小坂鉱山の厚生施設として建てられた芝居小屋。洋風の外観に反して内部は純和風の造りで、花道や回り舞台、昔ながらの桟敷席が設けられています。当時から照…
江戸末期に発見された小坂鉱山(こさかこうざん)。その全盛期に藤田組によって建てられたのが小坂鉱山事務所。平成9年まで現役で使用されていましたが、平成13年、現在地に移築・復原。のちに鉱山の娯楽施設として建てられた芝居小屋…
森吉山(1454.2m)の南東麓、奥阿仁エリア最深部に位置する中ノ又渓谷。ブナの原生林が生い茂り、原始の自然をたたえた約8kmの渓谷に沿って、いくつもの名瀑が連続。新緑、紅葉と、変化に富んだ景観は、森林浴にも最適だ。なか…
鳥海山を源にし、その雪解け水を集めて落下する落差約58mの壮大な滝が、法体の滝(ほったいのたき)。子吉川上流に位置し、一の滝、二の滝、三の滝が3段となって落下。このうち三の滝の瀑布は美しい末広がりを見せますが、その様子が…
秋田県男鹿市の男鹿半島、入道崎の突端に立つ白と黒のツートンカラーのが入道埼灯台。北緯40度線上の灯台として、太平洋側の陸中黒埼灯台(岩手県普代村)と対をなしています。明治31年に初点灯した灯台は、「日本の灯台50選」にも…
1600(慶長5)年、関ヶ原の戦い後に出雲(いずも=島根県)から岩国に移封された毛利一門の吉川広家(きっかわひろいえ=吉川元春の子)。周防国(すおうのくに)岩国に赴任した後から横山山頂に築城を始め、1608(慶長13)年…
昭和42年3月27日、当時の琉球政府(沖縄県が日本に返還される前)によって、宮古島の東端、東平安名岬(ひがしへんなざき)の先端に設置された白亜の灯台が平安名埼灯台。東平安名岬周辺は暗礁が散在するため、地元漁民や大型貨物船…
三段になって落ちる落差15mの不動の滝。修験者(しゅげんじゃ)の行場(ぎょうば)だった滝で、不動明王が祀られています。滝横の岩壁の下には、桜松神社が鎮座しています。松の木に桜が咲いたのを見て村人が驚き、吉兆として崇めたと…
陸中黒埼灯台は、三陸復興国立公園・黒崎の先端、海抜130mの断崖に立つ白亜の陸中黒埼灯台(灯火標高142.85m)。昭和22年に黒崎漁業協同組合が「譜代灯柱」として点灯した歴史があるユニークな灯台です。光達距離は29.5…
本州最東端の岬、魹ヶ崎に立つ魹ヶ埼灯台(とどヶ埼灯台)。秘境である重茂半島の魹ヶ崎には、明治35年に灯台が初点灯。終戦間際に被災し、現在の灯台は昭和25年に再建された2代目です(内部の見学は一般公開日以外は不可)。三陸復…
八戸市東部にある海岸でここから北の下北半島にかけては砂浜、南の三陸海岸は断崖絶壁のリアス式で、ちょうど中間的な光景が展開するのが種差海岸。しかも海岸段丘の上は天然の芝生が広がり、司馬遼太郎は「どこかの天体から人がきて地球…
奥入瀬川の支流、黄瀬川に懸かる滝が松見の滝。「日本の滝百選」に選定される滝の中では、屈指の到達難関の秘瀑となっています。十和田湖カルデラの北に位置するので、十和田湖温泉郷(焼山)から十和田湖方面に国道102号を走った黄瀬…
世界自然遺産白神山地を源流とする赤石川の中流部に流れ込む、滝ノ沢に懸かる滝。赤石川沿いの鰺ヶ沢町道・赤石渓流線途中に駐車場があり、ブナ、ミズナラの森の中の散策路を歩けば、到達できます。落差85m、幅15mの大瀑布で、「日…
八戸市(はちのへし)の葦毛崎展望台(あしげざきてんぼうだい)の西、八戸港に出入りする船を見守る灯台が鮫角灯台(さめかどとうだい)。昭和13年2月16日に初点灯した灯台で、青森県では尻屋埼灯台、大間埼灯台、龍飛埼灯台と並ん…
石川さゆりの大ヒット曲『津軽海峡・冬景色』にも歌われる龍飛崎(竜飛岬)の突端に建つのが龍飛埼灯台(たっぴさきとうだい)。津軽海峡の航路の安全のため昭和7年に初点灯した灯台で、日本の灯台50選のひとつ。
本州最北端、下北半島大間崎のさらに沖合にある弁天島に建つ灯台が、まさに本州最北端の大間埼灯台。津軽海峡の航路の安全を守るために大正10年11月1日に初点灯(昭和27年の十勝沖地震で破損し、昭和28年2代目を再建)。白と黒…
金華山の東端、鮑荒崎に建つ金華山灯台。「灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントン(Richard Henry Brunton)設計の灯台で、明治9年11月1日に初点灯した歴史ある灯台です。全国に23基しかない…
蔵王連峰の東山腹、澄川の支流・石子沢に懸かる落差181m、幅7mの巨大な滝が三階滝で、日本の滝百選のひとつ。後烏帽子岳(1681m)の東面を流れる石子沢に懸かる3段の滝です。澄川本流の上流には地蔵の滝、不動の滝も懸かり、…