千葉県市原市にある小湊鐵道の駅が上総山田駅(かずさやまだえき)。大正14年3月7日に養老川駅として開業した歴史ある駅で、昭和29年12月1日に上総山田駅に改称。小湊鐵道開通・開業当初の駅舎が現存し国の登録有形文化財になっています(小湊鐵道の登録有形文化財駅舎群10件のひとつ)。
小湊鉄道開通当初の駅舎が現存
設計・施工は鹿島組(現・鹿島建設)によるもので、木造平屋建て、寄棟造りの瓦葺き(小湊鉄道開通当初の標準的な仕様で、当時の鉄道省の駅舎をひとまわり小ぶりにしたもの)。
他の駅舎と同様に壁面には下見板を張ってペイント塗りをし、洋風に仕上げています。
待合室の出札口、手荷物扱い口カウンター、南側壁際ベンチは開業当初からのもの。
地名は山田郷(平安時代にはすでにあった郷名)で、由来は山間の田とも、山処(やまど)の転訛とも推測できます。
名称 | 上総山田駅/かずさやまだえき |
所在地 | 千葉県市原市磯ケ谷2079-3 |
関連HP | 小湊鐵道公式ホームページ |
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