青森県では弘前藩の藩庁、弘前城、南北朝時代に南朝の拠点として築かれた根城が日本100名城に選定。さらに続日本100名城に、青森市の中世の城館、浪岡城が選定されているので、近世1、中世2の城が青森県三大名城ということに。
弘前城|日本100名城
所在地:青森県弘前市下白銀町弘前公園
築城年:慶長16年(1611年)
築城者:津軽信牧(つがるのぶひら)
主な城主:津軽信牧、津軽信義、津軽信寧、津軽信明
史跡:国の史跡
文化財:文化7年(1810年)再建の天守)(御三階櫓)が現存、天守と3つの櫓(辰巳櫓、丑寅櫓、未申櫓)、5つの門(三の丸追手門、三の丸東門、二の丸南門、二の丸東門、北の郭亀甲門)が国の重要文化財に指定
備考:天守は現存12天守のひとつで、現存する「日本最北の天守」
弘前公園として整備され、「日本さくら名所100選」に選定
根城|日本100名城
所在地:青森県八戸市根城47
築城年:南北朝時代の元弘3年・正慶2年(1333年)
築城者:北畠顕家(きたばたけあきいえ)
主な城主:北畠顕家、八戸政光、八戸直秀
史跡:国の史跡
遺構:本丸、東善寺、沢里館、三番堀など
備考:本丸周辺が「史跡 根城の広場」として公園化(中世から近世にかけての郭全体の復原は日本初の試み)
八戸藩(2万石)の政庁・八戸城は、現在の三八城公園(みやぎこうえん=八戸市内丸1丁目)
浪岡城|続日本100名城
所在地:青森県青森市浪岡浪岡五所14-1
築城年:応仁年間(1467年〜1468年)頃
築城者:浪岡北畠氏4代・北畠顕義(きたばたけあきよし)
主な城主:北畠顕義、北畠顕村
史跡:国の史跡
遺構:土塁、壕跡など
備考:「青森市中世の館」には、浪岡城跡から出土した遺物を展示
青森県三大名城とは!? | |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag