群馬県みどり市、落差96mの小中大滝(こなかおおたき)を眺めるために架けられた長さ51m、幅1.2mの人道吊り橋が、けさかけ橋。高低差のある地形に架橋するため、最大傾斜44度の階段状。珍しい階段状吊り橋で、スキーのジャンプ台横の階段のようになっています。
小中大滝を眺める吊り橋
群馬県道268号(船笹神戸停車場線)から郡界尾根登山口へと至る林道小中新地線(全面舗装)に入り、大滝トンネルを抜けた先の駐車場から橋までは200mほど歩けば到達できます。
小さなトンネルを抜けた先でいきなり橋が急下降で始まり、かなりスリリング。
この吊り橋の不思議な形状が、袈裟(けさ)を掛けたようというのが橋名の由来ではなく、空海(弘法大師)が、巡錫途中、源太和尚を戒め、お経を読むように諭して日光に旅立ち、戻ってみるとお経を読む姿で息絶えていたので、その亡骸に袈裟を掛けたという伝承が残るため(袈裟丸山にも、弘法大師が袈裟を丸めて、山に置いて下山したという伝承がありますが、あくまで伝承で、空海が東国に来たという史実はありません)。
けさかけ橋 | |
名称 | けさかけ橋/けさかけばし |
所在地 | 群馬県みどり市東町小中 |
関連HP | みどり市公式ホームページ |
ドライブで | 北関東自動車道太田藪塚IC、または、伊勢崎ICから約34km |
駐車場 | 10台/無料 |
問い合わせ | みどり市観光課 TEL:0277-76-1270/FAX:0277-76-9049 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag