アプトの道・第六隧道

めがね橋(碓氷第三橋梁)、旧丸山変電所などとともに碓氷峠鉄道施設として国の重要文化財に指定される明治26年開通のアプト式鉄道で使われたレンガ積みトンネルのひとつがアプトの道・第六隧道(6号トンネル)。めがね橋(碓氷第三橋梁)を挟んで横川側には第五隧道があります。

碓氷峠の隧道群では最長のトンネル

横川側の隧道入口
イギリス積みのレンガ

明治25年9月に完成した第六隧道。
26ヶ所ある碓氷線の隧道のなかで第六隧道は最も距離が長い(543.06m)トンネルです。
そのため、隧道途中の2ヶ所に横坑(国道18号旧道側の開放部)が設けられています。

隧道や橋梁など碓氷線に使われたレンガの数は1800万個に及びますが、日本煉瓦製造会社で1250万個を焼成し、残りを軽井沢の塩沢、長野県の小諸、長野、埼玉県の川口などから供給しています。
第一隧道~第七隧道までは鉄道庁の直轄で工事が行なわれています。

碓氷峠鉄道施設群(赤煉瓦建造物)として近代化産業遺産群(建造物の近代化に貢献した赤煉瓦生産などの歩みを物語る近代化産業遺産群)に指定。

ドライブの場合は、めがね橋(碓氷第三橋梁)の駐車場に車をいれて、坂道を上ってめがね橋の上へ。

アプトの道・第六隧道
名称アプトの道・第六隧道/あぷとのみち・だいろくずいどう
所在地群馬県安中市松井田町坂本
関連HP安中市公式ホームページ
ドライブで上信越自動車松井田妙義ICから約10kmでめがね橋駐車場
駐車場めがね橋駐車場(29台/無料)
問い合わせ安中市観光課 TEL:027-382-1111
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
碓氷峠隧道群

碓氷峠隧道群

群馬県安中市、アプト式のラック鉄道で碓氷峠の急勾配を乗り切った信越本線廃線(総延長4450m)には、26ヶ所のトンネル群が現存し、碓氷峠隧道群(うすいとうげずいどうぐん)と呼ばれ、経済産業省の近代化産業遺産にも認定。廃線跡の横川駅寄りは、ア

旧丸山変電所

めがね橋(碓氷第三橋梁)やアプトの道として整備されたレンガのトンネル群とともに碓氷峠鉄道施設として国の重要文化財に指定される旧丸山変電所。明治43年に横川〜軽井沢間の電化工事が始まりますが、工事に伴って横川火力発電所、丸山変電所、矢ヶ崎変電

アプトの道・第五隧道

めがね橋(碓氷第三橋梁)、旧丸山変電所などとともに碓氷峠鉄道施設として国の重要文化財に指定される明治26年開通のアプト式鉄道で使われたレンガ積みトンネルのひとつがアプトの道・第五隧道(5号トンネル)。第四隧道(4号トンネル)を抜けるとすぐに

アプトの道・第四隧道

めがね橋(碓氷第三橋梁)、旧丸山変電所などとともに碓氷峠鉄道施設として国の重要文化財に指定される明治26年開通のアプト式鉄道で使われたレンガ積みトンネルのひとつがアプトの道・第四隧道(4号トンネル)。第三隧道(3号トンネル)を抜けるとすぐに

アプトの道・第三隧道

めがね橋(碓氷第三橋梁)、旧丸山変電所などとともに碓氷峠鉄道施設として国の重要文化財に指定される明治26年開通のアプト式鉄道で使われたレンガ積みトンネルのひとつがアプトの道・第三隧道(3号トンネル)。アプト式の急勾配を偲ばせる第三隧道をくぐ

アプトの道・第二隧道

めがね橋(碓氷第三橋梁)、旧丸山変電所などとともに碓氷峠鉄道施設として国の重要文化財に指定される明治26年開通のアプト式鉄道で使われたレンガ積みトンネルのひとつ。第二隧道(2号トンネル)は全長112.76m。鉄道庁の建設で、軽井沢側入口、横

アプトの道・第一隧道

めがね橋(碓氷第三橋梁)、旧丸山変電所などとともに碓氷峠鉄道施設として国の重要文化財に指定される明治26年開通のアプト式鉄道で使われたレンガ積みトンネルのひとつが、アプトの道・第一隧道。国道18号旧道に近い第一隧道は、全長187.06m。鉄

アプトの道

JR信越本線横川駅前、碓氷峠鉄道文化むら横を起点に旧信越本線の熊ノ平駅(昭和41年からは熊ノ平信号場)までを歩く全長6.3kmの遊歩道。かつての信越本線アプト式鉄道時代の廃線敷を利用した遊歩道です。途中の碓氷峠の森公園交流館「峠の湯」までは

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