須磨海浜公園(須磨海水浴場)

須磨海浜公園(須磨海水浴場)

神戸市須磨区、昭和20年6月の空襲で焼失した住友別邸の跡を住友家が神戸市に寄贈し、昭和26年に開園した海浜公園が須磨海浜公園。公園内には旧住友別邸の石垣や門柱が今も残されています。阪神間随一の海水浴場で知られるほか、「須磨海浜水族園」やクロマツ500本が茂る松林、国民宿舎「シーパル須磨」などがあります。

夏は阪神随一の海水浴場が開設される

昭和26年3月の開園後、周辺の用地買収が進み、東は妙法寺川河口(須磨港)から西は千森川まで、『源氏物語』にも登場する風光明媚な須磨海岸沿いに2km、13.9haにわたって広がる砂浜と松林の公園となっています。
さらに神戸港開港150年に合わせ、平成29年7月にJR須磨駅前が整備されています。

西端にある旧和田岬赤灯台は、現存する鉄骨灯台としては日本最古。
もと兵庫区の和田岬にあり、明治17年に鉄骨に改造されたものを昭和39年に現在地に移築したもの。
「東洋のニース海岸」ともいわれた須磨海水浴場(汀線1800m)は、例年7月1日~8月31日に開設され、海の家30店舗が営業しています。

国民宿舎「シーパル須磨」は、神戸市立の公営国民宿舎。
「和食処なぎさ」は、ランチ利用ができるほか、ランチ、大浴場、海を眺める部屋の利用がセットになった「日帰りプラン」も用意されています。
また海辺での本格バーベキューも人気。

ちなみに『源氏物語』須磨の巻で、光源氏が庵を結んだ(「都を遠ざからんも、古里おぼつかなるべきを、人わるくぞ思し乱るる」)場所は、須磨寺駅近く、現在の現光寺(神戸市須磨区須磨寺町1-1-6)とされています。

須磨海浜公園(須磨海水浴場)
名称 須磨海浜公園(須磨海水浴場)/すまかいひんこうえん(すまかいすいよくじょう)
所在地 兵庫県神戸市須磨区須磨浦通4
関連HP 須磨観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR須磨海浜公園駅から徒歩5分
ドライブで 阪神高速道路神戸線若宮出口からすぐ
駐車場 第1・第2駐車場(1630台/有料)
問い合わせ 神戸市公園緑化協会須磨海浜公園 TEL:078-735-5652
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
須磨海浜水族園

須磨海浜水族園

兵庫県神戸市須磨区、須磨海浜公園(みなとオアシス須磨)にある神戸市立の水族館が須磨海浜水族園。エントランスホール正面にある「波の大水槽」は世界初の造波装置付きの巨大水槽で、水量1200tの大水槽のなかで、外洋性のサメやエイ、 イワシの群れを

 

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