南京町・海栄門(南楼門)

横浜と並ぶ中華街として有名な神戸・南京町。戦災で大きく被害を受けましたが、戦後、南京町商店街振興組合を設立し、復興に尽力。最初に完成した楼門が南楼門で、昭和57年6月27日のこと。平成18年にライトアップが始まったのを機に名称が「海栄門」と改められ、「飛翔」の扁額が掲げられました。

神戸・南京町で最初に復興した楼門

南京町の中央を南北に縦断する南京北路・南京南路。
その中心に南京町広場があり、南京南路の南端に建つのが海栄門(南楼門)です。

台湾製で、高さ7.6m。「南京町」の文字は、李萬之(当時の神戸中華同文学校校長、前神戸華僑総会名誉会長)氏の揮毫。
平成21年には長安門と同様に照明がLED化されています。

南京町・海栄門(南楼門)
名称南京町・海栄門(南楼門)/なんきんまち・かいえいもん(みなみろうもん)
所在地兵庫県神戸市中央区元町通1
関連HP南京町商店街振興組合公式ホームページ
電車・バスでJR元町駅・阪神本線阪神元町駅から徒歩5分
ドライブで阪神高速道路神戸線京橋出口から約1.6kmでメリケンパーク駐車場
駐車場メリケンパーク駐車場(630台)、三宮中央通り駐車場(488台)、市営三宮駐車場(1084台)/有料
問い合わせ南京町商店街振興組合 TEL:078-332-2896/FAX:078-332-2897
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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