ポーアイしおさい公園

 兵庫県神戸市中央区港島1丁目、人工島「ポートアイランド」の西岸にある臨海公園が、ポーアイしおさい公園。コンテナバース跡地を平成19年4月に公園に転用してオープンしたもので、平成30年7月には「BE KOBE モニュメント」も配され、神戸のウオーターフロントの新名所となっています。

「BE KOBE モニュメント」はライトアップされた夜が幻想的

「BE KOBE モニュメント」は、阪神・淡路大震災から20年をきっかけに生まれた「神戸の魅力は人である」という思いを集約したシビックプライド・メッセージで、平成27年に神戸開港150年を記念してメリケンパークに、白色の文字のモニュメントが設置されたのが始まり。

ポーアイしおさい公園の「BE KOBE モニュメント」は、文字部分がくり抜かれたデザインで、日中は海や海越しの市街地を眺望、夜間には文字部分が内側からライトアップ、「BE KOBE」の文字が幻想的に浮かび上がる仕組みです。

ポーアイしおさい公園は、岸壁に沿って南北に864mの長さがあり、海越しに眺める神戸市街地と六甲山系の眺望は抜群、「神戸らしい眺望景観10選」（保久良神社、掬星台、ポーアイしおさい公園、ビーナステラス、会下山公園、光山寺、須磨浦山上遊園回転展望閣、アジュール舞子、雌岡山、高取山）にも選定されています。
メリケンパークで開催される『みなとHANABI』では、絶好の観覧スポットになっています。

ちなみにポートアイランドI期地区の西側一帯を占めていたコンテナバースは、ポートアイランドⅡ期地区に移転したため、跡地は文教地区として再開発され、ポーアイしおさい公園の東側には神戸学院大学ポートアイランドキャンパス、兵庫医科大学神戸キャンパスが広がっています。

ポートライナーみなとじま駅から徒歩15分と、神戸空港往復の際に途中下車で立ち寄る際には、少し遠いのが残念です。

BE KOBEモニュメント

「BE KOBE」は阪神・淡路大震災から20年（平成27年）を機に生まれたロゴマーク。神戸開港150周年（平成29年）は、神戸市の発展の歴史でもあることから、メリケンパークの岸壁に、BE KOBEモニュメント（金属製モニュメント）が設置され