行基(ぎょうき)が天平時代(729年~749年)に創建したと伝えられる西國寺(さいこくじ/広島県尾道市)。南北朝時代の至徳3年(1386年)、備後国の守護大名・山名氏が建立した金堂は、国の重要文化財。仁王門から108段の石段を上ると和様を基調とした金堂があります。
国の重要文化財の本堂で秘仏を安置
金堂内部には、厨子(ずし)、須弥壇(しゅみだん)があり、そこに安置されている木造薬師如来坐像は西國寺の秘仏で、30年に一度の御開帳が行なわれています。
平安時代初期(9世紀)の仏像(像高91cm)で、讃岐・善通寺(ぜんつうじ)から迎えた空海(弘法大師)の「七仏薬師」のひとつと伝えられています。
ちなみに西國寺の名は、西国一の伽藍と眺めを誇るということに由来。
国の重要文化財に指定された三重塔は、金堂境内から眺めるのが絶景。
三重塔はさらに山中にあり、石段を上ることに。
西國寺・金堂 | |
名称 | 西國寺・金堂/さいこくじ・こんどう |
所在地 | 広島県尾道市西久保町29-27 |
関連HP | 西國寺公式ホームページ |
電車・バスで | JR尾道駅から東行きバスで5分、西國寺下下車で徒歩5分。または、ロープウェイ山ろく駅から徒歩15分 |
ドライブで | 山陽自動車道尾道ICから約8km |
駐車場 | 10台/無料 |
問い合わせ | 西國寺 TEL:0848-37-0321/FAX:0848‐37‐0615 |
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