福島県喜多方市にある宝暦5年(1755年)、若松屋喜祖衛門が創業という老舗の味噌醤油醸造所が若喜商店。若喜商店の冬は天然仕込みの醤油工場となるスペースを、夏場だけ駄菓子と和雑貨の店として営業するのが若喜.昭和館。1階は駄菓子屋、2階の板張りのデッキは、ブリキのおもちゃなどの展示スペースとなっています。
駄菓子と和雑貨の店
昭和館という名の由来は、国の登録有形文化財に指定される若喜商店の店舗部分と同様に、本間嘉平の設計による昭和6年築だから。
本間嘉平は、地元・喜多方出身で、後に大成建設社長となっていますが、東京工業大学の学生時代に、なんと卒業制作として店舗とこの昭和館を設計しているのです(7代目・冠木喜一郎が、本間嘉平の才能を信じて依頼)。
若喜.昭和館が冬季は醤油工場になるのは、天井が高く暖房ができないため。
もともとは、麹室(むろ)として造られた建物だったのです。
若喜.昭和館 | |
名称 | 若喜.昭和館/わかき.しょうわかん |
所在地 | 福島県喜多方市3-4786 |
関連HP | 若喜商店公式ホームページ |
電車・バスで | JR喜多方駅から徒歩12分 |
ドライブで | 磐越自動車道会津若松ICから約16km。または、会津坂下ICから約18km |
駐車場 | 8台/無料 |
問い合わせ | 若喜商店 TEL:0241-22-0010/FAX:0241-23-1446 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag