船橋大神宮で『例大祭』(神楽奉納・奉納相撲大会)

毎年10月20日、船橋市の船橋大神宮で『例祭』が齋行される。船橋大神宮の例祭に、神楽(かぐら)と喧嘩相撲(けんかずもう)と呼ばれる相撲大会が奉納されます。神楽は7座ほどが演じられます。

例大祭に神楽7座が奉納される

船橋大神宮の正式名は意富比神社(おおひじんじゃ)。社伝では、景行天皇40年(西暦110年)、日本武尊が東国平定祈願して創建と伝える古社です。
大神宮と呼ばれるのは、平安時代〜鎌倉時代頃、船橋にあった神宮(伊勢神宮)の御厨(みくりや=夏見御厨。船橋御厨とも)を鎮護する神明社が現在の夏見台の日枝神社の建つ地にありましたが、その後荘園制度の衰退で、神社は荒廃。意富比神社に合祀されたことで、大神宮と呼ばれるように。
「関東のお伊勢様」と呼ばれる芝大神宮(東京都港区)、伊勢山皇大神宮(横浜市西区)、所澤神明社(埼玉県所沢市)、「東京のお伊勢様」の東京大神宮(東京都千代田区)と並ぶ「お伊勢様」になっています。

奉納神楽は、正月(1月1日の『初神楽』)、節分祭(2月3日)、10月20日の例大祭と12月二の酉(『二の酉神楽』)に神楽殿で演じられます。

奉納相撲は、1590(天正18)年、相撲好きな徳川家康の前で披露したのが始まりで関東でも屈指の草相撲大会となっています。

船橋大神宮で『例大祭』(神楽奉納・奉納相撲大会)
開催日 10月20日 11:30〜
所在地 千葉県船橋市宮本5-2-1
場所 船橋大神宮
関連HP 船橋大神宮公式ホームページ
電車・バスで 京成本線大神宮下駅から徒歩4分
ドライブで 京葉道路船橋IC、または、花輪ICから約2km
駐車場 あり/無料
問い合わせ 船橋市文化課 TEL:047-436-2898
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

船橋大神宮(意富比神社)

2016年10月14日

 

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