ふるさとキリコ橋

石川県鳳珠郡能登町、内浦総合運動公園横の九里川尻川に架かる橋が、ふるさとキリコ橋。橋長59.5m、高さ23.8mの斜張橋で、ユニークなフォルムは、奥能登の夏祭りを象徴する切籠（キリコ＝巨大な切子灯籠）がモチーフになっています。夜間にはライトアップも実施。

『あばれ祭』にも登場の切籠（キリコ）がモチーフ

橋の中央にに高さ20mほどの巨大な切籠（キリコ）がそびえ立つのが、ふるさとキリコ橋。
周辺の九里川尻川堤防400mには、ライオンロック（タツタナデシコの一品種）が植栽され、5月中旬〜下旬に見頃を迎えています。

能登の『キリコ祭り』は、風流灯籠の切籠（キリコ）を担ぎ出し、町内を練り回るもので、「灯り舞う半島　能登～熱狂のキリコ祭り～」として、文化庁の「日本遺産」にも認定。
能登町宇出津の『あばれ祭』（毎年7月第1金・土曜）では、初日に全町から40基の切籠（キリコ）が登場、大松明の周りを勇壮に乱舞します。