枕崎駅

鹿児島県枕崎市、JR指宿枕崎線の枕崎駅は、普通鉄道として日本最南端の始発駅。かつて鹿児島交通が所有した枕崎駅駅舎は売却され、地元スーパーマーケットのタイヨー枕崎店に。そのため平成18年に駅は100mほど鹿児島寄りに移設されています。駅前には「かつお節行商の像」が立っています。

本土最南端の始発・終着駅

もともとは昭和6年に南薩鉄道（後の鹿児島交通枕崎線）の駅として開業した歴史ある駅。
昭和38年に国鉄指宿枕崎線延伸し、国鉄の枕崎駅が開業していますが、昭和59年に鹿児島交通枕崎線が廃線となり、現在ではJR九州の単独駅に。

JRグループ日本最南端の始発駅を表すため、「本土最南端の始発・終着駅」の碑が設置されています。
駅舎に掲げられた枕崎駅の相撲文字は、第36代木村庄之助（枕崎市出身）の筆。

枕崎漁港とは少し離れていますが、駅前には「枕崎駅前観光案内所」、駅前銭湯で天然地下水を沸かす「まちの湯ひとっ風呂」、カツオ料理の店、喫茶店などがあります。

ちなみにJRの最南端の始発駅が枕崎駅（JR最南端の駅はJR指宿枕崎線の西大山駅）、最北端は稚内駅です。

稚内駅

宗谷本線稚内駅は、日本最北端の駅。樺太と結ぶ鉄道連絡船「稚泊航路」の稚内港駅が前身になっている。平成24年に駅舎は全面リニューアルされ、駅舎を含めた「道の駅わっかない」がオープンしています。日本最北端の線路として存在した車止めとレールは、駅