高知県長岡郡本山町、本山町市街地を走る国道439号沿いにある直売所「本山さくら市」に併設されるのが、おむすび処こめのみみ。吉延の棚田、大石の棚田などで産する本山町が誇るブランド米「土佐天空の郷」を使ったおむすび(おにぎり)を味わうことができます。
地元の具材を使い、注文を受けてから手で握る!
「こめのみみ」という風変わりな店名は、稲穂を英語で「ear of rice」と表現しますが、「ear of rice」をあえて直訳して「こめのみみ」となったのだとか。
大麦は英語でan ear。
実はearは、垂れ下がっている部分を意味する言葉で、転じて耳、つまり語源的には「穂」を意味する言葉だったのです。
それほどまでに稲穂にこだわる店というのも、ブランド米「土佐天空の郷」を産する地だからこそ。
地産地消をモットーに、おむすび1個購入するごとに10円を積立して、困難な棚田で美味しい米を産する「土佐天空の郷」生産者に還元しているのだとか。
自慢のおむすびは、「具材とのバランス、お米のほぐれ具合を考えながら、すべて注文を頂いてから手で握っています」というこだわりよう。
おむすびの種類も豊富で、土佐あかうし肉みそ、おいしそ佃煮、嶺北麻婆醤(マーボージャン)、ちりめんしいたけ・ゆず味、嶺北の梅、パプリカらみそ(地元・嶺北高校生考案の肉みそ)など、地元本山町の具材と、土佐の赤かつおにんにく味(高知市)、四万十川のり醤油味(四万十市)、宗田節まぶし(土佐清水市)、塩むすび(室戸市の室戸海洋深層水の塩を使用)とすべてが高知県産の具材。
しかも「県内各地に具材探訪し、メニュー開発を進めています」とのことなので、新しい具材の誕生も期待できます。
「日本一おいしい」本山町の棚田米「土佐天空の郷」
『お米日本一コンテストinしずおか2010』(出品総数=全国36都道府県・397点)で、本山町特産品ブランド化推進協議会が出品した、棚田米(品種:にこまる)が見事に最優秀賞に輝き、さらに『第13回お米日本一コンテストinしずおか(米コン2016)』(出品総数=全国38都道府県・497点)では、本山町農業公社の出品した棚田米(品種:にこまる)が、最優秀の実行委員会会長賞(特別最高金賞)と品種賞をダブル受賞(日本一を二度受賞はコンテスト史上初)。
新潟県、山形県など名だたる産地の米を抑えて「日本一おいしいお米」と認められたことになり、新潟県の魚沼米(コシヒカリ)に対し、本山町は「西の魚沼」、「四国の魚沼」とまで称されるようになったのです。
ヒノヒカリは、JAL国際線ファーストクラスの機内食にも採用。
棚田米「土佐天空の郷」(にこまる、ヒノヒカリ)は、「おむすび処 こめのみみ」のホームページからの購入も可能(期間限定)。
画像協力/土佐れいほく観光協議会
おむすび処 こめのみみ | |
名称 | おむすび処 こめのみみ/おむすびどころ こめのみみ |
所在地 | 高知県長岡郡本山町本山582-2 本山さくら市内 |
関連HP | おむすび処 こめのみみ公式ホームページ |
ドライブで | 高知自動車道大豊ICから約9.5km |
駐車場 | 20台/無料 |
問い合わせ | おむすび処 こめのみみ TEL:090-4978-7523 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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