菅原院天満宮神社

菅原道真（すがわらのみちざね）の祖父・菅原清公（すがわらのきよきみ）から3代にわたる邸宅、菅原院のあったとされる地で、菅原道真はこの邸宅で誕生したといわれ、境内に産湯の井戸も残されています。本殿南には「天満宮御遺愛の灯籠」（境内に展示はレプリカ）も残される菅原道真ファンには注目の地で、菅公聖蹟二十五拝の第1番。

菅原道真誕生の地「菅原院」跡と伝わる

祖父・菅原清公、父・菅原是善そして菅原道真と3代にわたる菅原家の邸宅「菅原院」跡で、祭神も菅原家の3代。

境内の梅丸大神はガンやはれものにご利益があるとか。
なお、菅原道真の誕生の地、菅原家の邸宅跡としている神社は、他にも吉祥院天満宮（京都市南区吉祥院政所町3）と「飛梅の地」と伝えられる菅大臣神社（下京区仏光寺通新町西入ル菅大臣町） の2ヶ所があり、定かでありません。

菅原院は菅原道真が亡くなったあと、菅原院天満宮と神宮寺である歓喜寺を合わせて歓喜光寺（かんきこうじ）となり、後に六条道場（六条河原院）へ移転。
現在の錦天満宮へと繫がっています。
つまり、錦天満宮のルーツは、この菅原院ということになります。

錦天満宮

2018年1月17日