多賀大社『万灯祭』

湖国・近江（滋賀県）の湖東に鎮座する、日本有数の古社、多賀大社。毎年8月3日～8月5日の17:30〜、祭神降臨の地・杉坂山で『御神火祭』が行なわれ、浄火が古式により切り出され、山麓の調宮神社（ととのみやじんじゃ＝多賀大社の元宮）を経て本社に運ばれると、1万2000灯の提灯に明かりが灯され、幽玄な光景が展開。

8月3日～5日の夜は、多賀大社に1万以上の提灯が灯る

提灯に明かりが灯されるのは、8月3日～5日の19:00〜21:30。
19:00に境内の提灯にいっせいに火が灯され、本殿祭、神楽の奉納、万灯市などが開かれます。
普段は渡ることのできない太鼓橋もこの期間は特別に渡橋が許可されます。

多賀大社に伊邪那岐命（いざなみのみこと）とともに祀られる祭神・伊邪那美命（いざなみのみこと）は、死して黄泉の国（ゆみのくに）の大神・黄泉津大神（よもつおおかみ）となったとされ、『万灯祭』は祖先の霊を守ってくださる女神に感謝を捧げる祭礼。

近江鉄道では例年、彦根駅〜多賀大社前駅に「多賀大社万灯祭臨時列車」を運転。

多賀大社『万灯祭』
開催日	毎年8月3日〜8月5日
所在地	滋賀県犬上郡多賀町多賀604
場所	多賀大社
関連HP	多賀大社公式ホームページ

電車・バスで	近江鉄道多賀線多賀大社前駅から徒歩10分
ドライブで	名神高速道路彦根ICから約5.5km
駐車場	300台／無料
問い合わせ	多賀大社 TEL:0749-48-1101／FAX:0749-48-1105
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。