熊野古道伊勢路の峠道が残るのが三重県紀北町紀伊長島区と海山区の境に位置する始神峠(はじかみとうげ/標高147m)。サンショウウオを意味する「椒」(はじかみ)が峠の名前の由来。少し険しい江戸道コース、明治時代に改良開削された明治道コースの2コースあり、始神峠で合流します。江戸道は世界遺産の構成資産になっています。
峠越えの江戸道は世界遺産の構成資産
北東側の登り口にあるのが姫神さくら広場。
世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産のひとつ、江戸道は十二曲を経て始神峠に至ります。
途中の石段は、江戸時代のもの。
始神峠の展望台からは、紀伊の松島の多島美を眼下にします。
また、始神峠には石積みが残されていますが、これはかつてここにあった茶屋の土台です。
明治道にも始神峠の北に立派な石積みが残されています。
ゆるやかに森の中を通る明治道を南へと下れば、宮谷池があります。
始神さくら広場発着、峠折返しは、3.5km、所要1時間30分。
三野瀬駅〜始神峠〜相賀駅は、8.5km、2時間40分ほど。
熊野古道伊勢路 始神峠 | |
名称 | 熊野古道伊勢路 始神峠/くまのこどういせじ はじかみとうげ |
所在地 | 三重県北牟婁郡紀北町 |
関連HP | 紀北町公式ホームページ |
電車・バスで | JR紀勢本線三野瀬駅から徒歩20分で始神さくら広場 |
ドライブで | 紀勢自動車道紀伊長島IC |
駐車場 | 登リ口(発電所グランド横)駐車場をご利用 |
問い合わせ | 東紀州地域振興公社 TEL:0597-23-3784 |
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