白山神社(木の下白山神社)

白山信仰は、717(養老元)年、泰澄(たいちょう)が加賀白山に登拝することに始まるので、奈良時代の陸奥国分寺創建以前にこの地に修験者の建てた白山信仰の寺があったのかもしれないと推測される古社。陸奥国分寺の境内にあるのがその証となっています。

陸奥国分寺の鎮守社

明治の神仏分離以降、全国各地の白山神社は菊理媛命(くくりひめのみこと)を祀り石川県(加賀国)の白山比咩神社を総本社としますが、木の下白山神社は伊弉諾命(いざなぎのみこと)、伊弉冉命(いざなみのみこと)、菊理媛命を祀っています。

ただし、史料に登場するのは近世以降で、現存する本殿は伊達忠宗が1640(寛永17)年に再建したもの。
宮城県の有形文化財に指定されています。

土着の神様である志波彦神社がルーツとする説もありますが定かでありません(塩釜の志波彦神社は現・仙台市宮城野区岩切の冠川の辺に鎮座していました)。

白山神社(木の下白山神社)
名称 白山神社(木の下白山神社)/はくさんじんじゃ(きのしたはくさんじんじゃ)
所在地 宮城県仙台市若林区木ノ下3-9-1
関連HP 仙台市公式ホームページ
電車・バスで JR・仙台市地下鉄長町駅から徒歩15分
ドライブで 仙台南部道路長町ICから約1.7km
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 白山神社 TEL:022-256-0409
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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