篠ノ井線廃線敷・潮沢信号場跡

篠ノ井線廃線敷・潮沢信号場跡

長野県安曇野市明科、国道403号・潮沢川(犀川の支流)沿いにあるのが、篠ノ井線廃線敷・潮沢信号場跡(うしおざわしんごうじょう)。昭和63年に東側の山中をトンネルで抜けるようになった篠ノ井線の廃線跡にあるスイッチバック式の信号場の跡で、昭和36年9月27日に設置。

待避線がスイッチバック式だった信号場の跡

篠ノ井線廃線敷・潮沢信号場跡

レンガ造りの漆久保トンネルと、第2白坂トンネル(旧第2白坂トンネル)との間に位置する行き違い退避のためのスイッチバック式信号場。

篠ノ井線の山岳区間に位置し、潮沢川に沿って蛇行しながら、最大25‰(パーミル=25/1000)の急勾配を上るルートで、高度経済成長に伴っての輸送力の向上を目指し、桑ノ原信号場(姨捨駅~稲荷山駅)と 同じ、昭和36年9月27日に設置されています。

松本平側の明科駅から、レンガ造りの三五山トンネル(全長153m)と漆久保トンネル(全長53m)を抜け、レンガアーチ橋の小沢川橋梁を渡って潮沢信号場へと進入。
電化後も普通列車は、ここで引き上げ線に入って、特急「しなの」の通過退避をしていました。

一帯は大正10年、全国に先駆けて鉄道防備林に指定された地域で、廃線跡途中、けやきの森自然園には3万本のケヤキが茂り、ケヤキが色づく10月下旬~11月初旬や、新緑の5月などがおすすめの散策シーズンになっています。

篠ノ井線廃線敷・潮沢信号場跡

旧国鉄篠ノ井線廃線敷遊歩道・コースタイム

JR明科駅~(1.2km・30分)~潮神明宮~(0.5km・10分)~三五山トンネル~(1.0km・15分)~東平(北アルプスを眺望)~(0.9km・15分)~けやきの森自然園~(0.6km・10分)~漆久保トンネル~(0.7km・15分)~潮沢信号場跡~(0.7km・15分)~旧第2白坂トンネル入口(駐車場)

篠ノ井線廃線敷・潮沢信号場跡
名称 篠ノ井線廃線敷・潮沢信号場跡/しののいせんはいせんじき・うしおざわしんごうじょうあと
所在地 長野県安曇野市明科東川手6811
ドライブで 長野自動車道安曇野ICから約12km
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
篠ノ井線廃線敷・三五山トンネル

篠ノ井線廃線敷・三五山トンネル

長野県安曇野市明科、明科駅・龍門渕公園の北東、国道19号と国道403号の分岐点近くにあるのが、篠ノ井線廃線敷・三五山トンネル。昭和63年に東側の山中を第1白坂トンネル、第2白坂トンネルで抜けるようになった篠ノ井線の廃線跡にあるトンネルで、廃

篠ノ井線廃線敷・漆久保トンネル

篠ノ井線廃線敷・漆久保トンネル

長野県安曇野市明科、国道403号・潮沢川(犀川の支流)沿いにあるのが、篠ノ井線廃線敷・漆久保トンネル(うるしくぼとんねる)。昭和63年に東側の山中をトンネルで抜けるようになった篠ノ井線の廃線跡にあるレンガ造りのトンネルで、廃線跡は遊歩道とし

篠ノ井線廃線敷・けやきの森自然園

篠ノ井線廃線敷・けやきの森自然園

長野県安曇野市明科、国道403号・潮沢川(犀川の支流)沿いにあるのが、篠ノ井線廃線敷・けやきの森自然園。昭和63年に東側の山中をトンネルで抜けるようになった篠ノ井線の廃線跡にある仮設駅跡の公園で、往時の鉄道林が現存。廃線跡は遊歩道として整備

旧国鉄篠ノ井線廃線敷遊歩道

旧国鉄篠ノ井線廃線敷遊歩道

長野県安曇野市明科、昭和63年に東側の山中を第1白坂トンネル、第2白坂トンネルで抜けるようになった篠ノ井線の廃線跡は、現在、旧国鉄篠ノ井線廃線敷遊歩道として整備され、廃線跡ウォーキングが可能。途中にはレンガ造りのトンネル、日本で最初の鉄道防

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ