木下利玄生家

木下利玄生家

岡山県岡山市北区足守、足守藩陣屋敷地内にある古民家が木下利玄生家。利玄調と呼ばれる短歌で知られる木下利玄(きのしたりげん)の生家。明治19年1月1日生まれの木下利玄は、足守藩最後の藩主・木下利恭(きのしたとしやす)の弟・利永の次男で、利恭の死去で宗家・木下子爵家の養嗣子となり家督を継いでいます。

白樺派の歌人、木下利玄の生家

5歳で木下家を継ぐことになった木下利玄は、明治24年、東京に出て、明治25年、学習院初等科に入学。
その時、武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)と同級になり、明治43年に文芸雑誌『白樺』を創刊し、白樺派の代表的歌人になっています。

大正14年2月15日、肺結核で鎌倉町の自宅で没し(39歳)、木下家菩提寺の大光寺(岡山市北区足守)に葬られています。

木下利玄生家は、藩政時代から続く木下家の残務整理のために大正時代に建てられたもので、現在、岡山市が管理し、限定された日にのみ公開。

木下利玄生家
名称 木下利玄生家/きのしたりげんせいか
所在地 岡山県岡山市北区足守801
関連HP おかやま観光コンベンション協会公式ホームページ
電車・バスで JR吉備線足守駅からタクシーで5分。足守駅にはタクシーが常駐していないので事前予約が必要
ドライブで 岡山自動車道岡山総社ICから約5.5km
駐車場 足守プラザ前駐車場、観光駐車場、藤田千年治邸駐車場を利用
問い合わせ 岡山市足守観光協会 TEL:086-295-1837
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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