普天間御嶽

普天間御嶽

沖縄県宮古郡多良間村(たらまそん)、多良間島の玄関港のひとつ、普天間港背後にある多良間島の聖域のひとつが、普天間御嶽(ふてんまうたき)。船守の神として祀られ、船舶の航海安全、旅立ちをする人々が祈願をする場所で、船泊港側には、イビの拝所が港近くにあり、航海安全の祈願所になっています。

多良間港で航海、旅の安全を祈願した御嶽

普天間御嶽
多良間島空撮PHOTO MAP

祭祀の始まった時代は定かでありませんが、250年ほど前にはすでに祭祀が行なわれていたと推測されています。
沖縄本島で権現(神仏習合の仏教思想で、仏が神の姿で現れること)を信仰していた人が、漂流してこの地に流れ着いたことから、普天間権現の加護のおかげとして祀ったともいわれています。
いずれにしろ、近世に沖縄独自の文化というよりも本土の権現思想が流入したもの、あるいは習合したものと推測できます。

現在の建物は、鉄筋コンクリート、赤瓦で平成元年に再建されたもの。

普天間御嶽
名称 普天間御嶽/ふてんまうたき
所在地 沖縄県宮古郡多良間村塩川
関連HP 多良間村公式ホームページ
電車・バスで 普天間港から徒歩10分
ドライブで 多良間空港から約5km。前泊港から約3km
問い合わせ 多良間村教育委員会 TEL:0980-79-2674 /FAX:0980-79-2120
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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