大阪市港区海岸通3丁目と住之江区南港東9丁目を結ぶ全長980mのトラス橋が港大橋。上下2層のダブルデッキとなった橋は、上路に阪神高速道路16号大阪港線、下路に阪神高速道路4号湾岸線が走っています。港大橋の中央径間510mは、トラス橋としては日本最長、世界でも3位というスケールを誇っています。
日本一のトラス橋は、大阪港のランドマーク
阪神高速道路の長大橋建設の皮切りとして、昭和49年7月15日に開通した港大橋ですが、昭和49年度の土木学会田中賞(作品部門)を受賞。
橋下は、大阪港で最も船舶航行量の多い航路で、大型コンテナ船(4万トン級)が航行できるよう、海面から桁下まで51mもあります。
高さが81.5mもあり、海面から60mの高さを超える構造物ということで、航空法によって赤く塗装されています。
地震対策では斬新な「すべり免震支承」を採用。
地震時に道路部がスライドし、橋の骨格となるトラス部材に損傷が生じないようになっています。
その免震工法で、平成19年度に2度目の土木学会田中賞を受賞しています。
水の都・大阪ですが、「浪速の名橋50選」にも選定されています。
名称 | 港大橋/みなとおおはし |
所在地 | 大阪府大阪市住之江区南港東〜港区海岸通 |
関連HP | 阪神高速道路公式ホームページ |
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