狭霧台

大分県由布市湯布院町、やまなみハイウェイの湯布院から別府に向かう途中、由布岳の南麓の由布岳南山麓自然パークにあり、由布院盆地を見渡す展望台が、狭霧台（さぎりだい）。盆地を覆う朝霧がかかり、美しく幻想的な風景が得られる絶好のビューポイント。駐車場と売店がありドライブの休憩にも最適。

秋から冬の早朝、由布院盆地を埋め尽くす朝霧が期待できる

湯布院側から狭霧台を目指せば、やまなみハイウェイの3番目のヘアピンカーブが、狭霧台で標高は680m。
やまなみハイウェイの正面に、豊後富士と呼ばれる由布岳を望み、こちらの眺望も圧巻。

目を転じれば、由布院盆地が一望です。
幻想的な朝霧が生まれるのは秋から冬にかけての早朝。
放射冷却の強い夜には、霧が金鱗湖を中心に湧き上がり、みるみる盆地を満たし、太古、由布院盆地が湖だったという伝承も納得できるような風景が誕生するのです。

大分県には盆地が多く、日田、安心院（あじむ）など各地で朝霧が発生しますが、最も有名なのがこの由布院盆地で、「おおいた遺産」にも認定されています。

朝霧を眼下にする一等地が狭霧台展望所ですが、周辺はカーブが続く山道なので、運転は慎重に。
ちなみに狭霧は、霧の別称で、秋の季語。

蛇越展望所

大分県由布市湯布院町を走る大分県道11号（別府一の宮線）・やまなみハイウェイ沿いにある絶景の展望地が、蛇越展望所（じゃこしてんぼうしょ）。大蛇伝説に由来する名の展望台（標高800m）で、由布岳と由布院盆地を一望にできる地として、ドライブ途中